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日本映画は最高!トロント映画祭で邦画に賛辞集まる!タナダユキ監督『ふがいない僕は空を見た』にも拍手喝采!

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タナダユキ監督-トロント国際映画祭にて
タナダユキ監督-トロント国際映画祭にて - Photo:Akemi Nakamura

 今年のトロント国際映画祭に集結した日本映画の作品セレクションがとりわけ素晴らしいと話題になっている。先にベネチア映画祭で上映された北野武アウトレイジ ビヨンド』を筆頭に、タナダユキ監督『ふがいない僕は空を見た』、西川美和監督『夢売るふたり』、内田けんじ監督『鍵泥棒のメソッド』、園子温監督『希望の国』、黒沢清監督『贖罪』、武内英樹監督『テルマエ・ロマエ』など、どの作品も評価が高い。

 9月9日には、タナダユキ監督の『ふがいない僕は空を見た』が、トロント映画祭においてワールドプレミア上映。満員の観客から拍手がわき起こる盛大な歓迎を受けていた。映画上映後のQ&Aにも多くの観客が残り、次々と質問が飛び交った。主人公たちに関する質問から、日本文化、また映画のカメラワークの素晴らしさなど技術に関することまで、質問の内容も多岐にわたった。

 観客の中には、もともと日本のコスプレ文化に興味があってこの映画を絶対観たいと思いモントリオールからバスで5時間かけて観に来たという大学生までおり、「最後に生きるということを学んでいく主人公の成長に思わず泣いてしまった」と興奮ぎみに語った。

 上映直後に監督からの第一声は、「純粋に日本人の笑いどころではないところで笑ってくれたりとか、根本的に観客が楽しむぞという意欲が満々で映画を観に来てくれていることが伝わってきて、それが新鮮でした」と観客の反応に満足している様子。また今作は、今の日本というものから目を背けていない作品だが、海外の観客がその中から真のメッセージを受け取ってくれたことについても、「本当にうれしい」と感激していたほど、大成功のプレミアとなった。(取材・文:中村明美)

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