ゾンビ鳥居みゆきVS血まみれ美少女のスプラッター映画が公開決定！霊媒師のお告げを無視!?

　人気アイドルグループ℃-uteの矢島舞美と中島早貴、そしてお笑い芸人の鳥居みゆきが出演するホラー映画『ゾンビデオ』の年内公開が決定した。2011年に完成していたものの、霊媒師の忠告により公開延期になったという作品で、渋谷のユーロスペースにて、元アイドリング!!!の森田涼花らが出演するオムニバスホラー『いま、殺りにゆきます』との連続公開となる。

　『ゾンビデオ』は、ゾンビ軍団によって日本中が大混乱となる中、ひょんなことから謎のビデオ「ゾンビ学入門」を手にしたヒロインが、内容を実践しながらゾンビに立ち向かうホラー・コメディー。スプラッター初挑戦という矢島がヒロインを演じ、華麗なアクションを披露。また鳥居はゾンビ軍団のリーダーにふんし、その妹を中島が演じる。

　人気アイドルとお笑い芸人のバトルという話題性がありながら、2011年の完成以降日の目を見ることはなかった本作。何とその理由のひとつは、「公開を2年遅らせろ」という霊媒師のお告げだった。製作陣は本当にその忠告を守って公開を延期していたものの、ファンからの熱い要望もあり、1年前倒しでの公開を決定したという。ウソのようなエピソードではあるが、最終的にお告げを無視しての公開となるため、何が起きるのかも見ものだ。

　また本作が上映される渋谷のユーロスペースでは、その前に作家・平山夢明が原作の『いま、殺りにゆきます』も公開。平山による人気実話ホラー小説集シリーズを実写化したオムニバスホラーで、森田涼花はじめ、テレビドラマ「牙狼 GARO」の肘井美佳などが出演する。ほんのささいな出来事をきっかけに、恐怖のどん底にたたき落とされる美女たちの姿が生々しく描かれ、『ゾンビデオ』とは全く違った、えも言われぬ恐怖を体験できる作品となっている。（編集部・入倉功一）

映画『いま、殺りにゆきます』は12月15日、『ゾンビデオ』は12月29日より渋谷のユーロスペースにて2週間限定レイトショー公開