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年末レンタルは『バイオハザード』が『アベンジャーズ』を抜いてトップ!『るろうに剣心』は2位初登場!

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お正月は家で『バイオ』?『アベンジャーズ』からトップを奪う!
お正月は家で『バイオ』?『アベンジャーズ』からトップを奪う!

 12月31日付けのTSUTAYAレンタルDVD / ブルーレイランキングは、『バイオハザードV:リトリビューション』が先週の2位から巻き返して首位となり、『アベンジャーズ』は1週でトップから脱落した。

映画『バイオハザードV:リトリビューション』場面写真

 劇場公開から約3か月後という驚きのスピードリリースとなった本作。シリーズの生みの親であるポール・W・S・アンダーソン監督が「次の第6作でシリーズが完結する」と公言していることも、レンタルを後押ししていると思われる。一方、TSUTAYA が配布するフリーペーパーでは7番目の紹介。根強い人気シリーズなので、逆にプッシュする必要性が低いようだ。

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 2位は初登場の『るろうに剣心』。フリーペーパーでは主演の佐藤健が裏表紙を飾り、インタビューを掲載。興行で大ヒットした話題性に加え、レンタルに強いアクションというジャンル性がコアユーザーにもアピールしていると思われる。そして3位は先週から2ランクダウンの『アベンジャーズ』。興行ランキングでも公開2週目で『るろうに剣心』にトップの座を明け渡しており、レンタルでも同じような展開を見せたことになる。日本のゲームが原作の『バイオハザード』に比べて根強いファンが少ないようだ。

 先週初登場の『ヘルタースケルター』は4位、『映画 ホタルノヒカリ』は9位、『デンジャラス・ラン』は10位にダウン。特に興行では1位スタートだった『ホタルノヒカリ』の伸び悩みが目立つ。配給元の東宝によると、劇場公開時の客層は、男女比が17対83、年齢別では20代が29.8パーセント、30代が18.1パーセント、16歳~19歳が16.9パーセント。支持層が10代後半から30代の女性に偏っており、レンタルユーザーに多い男性層へ人気の広がりが少ないようだ。

今週のランキングは以下の通り(カッコ内は先週の順位)。
1位『バイオハザードV:リトリビューション』(2位)、2位『るろうに剣心』(初登場)、3位『アベンジャーズ』(1位)、4位『ヘルタースケルター』(3位)、5位『テルマエ・ロマエ』(4位)、6位『アメイジング・スパイダーマン』(8位)、7位『ダークナイト ライジング』(5位)、8位『メン・イン・ブラック3』(9位)、9位『映画 ホタルノヒカリ』(7位)、10位『デンジャラス・ラン』(6位)

 レンタルユーザーが増えるお正月。『バイオハザード』が2週連続首位となるか、それとも『るろうに剣心』『アベンジャーズ』が巻き返すかに注目したい。(取材・文:相良智弘)

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