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スピルバーグ×アン・ハサウェイ新作SF映画、製作無期限延期へ

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スピルバーグ×アン・ハサウェイ(左)の実現はなしか
スピルバーグ×アン・ハサウェイ(左)の実現はなしか

 2014年に公開が予定されていたスティーヴン・スピルバーグ監督の新作映画『ロボポカリプス(原題)/ Robopocalypse』の製作が無期限延期されたことが明らかになった。The Hollywood Reporterが報じた。

 『ロボポカリプス(原題)』は、ロボット工学の博士号を持つダニエル・H・ウィルソンが著した人工知能を持ったロボットと人間の攻防を描いた同名ベストセラー小説が原作。ドリームワークスが製作を手掛け、20世紀フォックスとディズニーが配給、アン・ハサウェイクリス・ヘムズワースの出演が報じられていた大作映画だ。スピルバーグ監督が『マイノリティ・リポート』以来、約10年ぶりにフォックスとタッグを組む作品でもあった。

 広報担当者は、製作を無期限延期する理由について、「この企画はとても重要なもので、台本の準備ができておらず、莫大(ばくだい)な製作費が掛かるものになっていた。それを構想段階に戻し、何ができるか考え直さなければならない」と明かしたという。

 スピルバーグ監督は全米で昨年11月に公開された新作映画『リンカーン』が興行収入1億4,500万ドル(約123億2,500万円 1ドル85円計算)を超える大ヒットを記録。現地時間10日には、アカデミー賞のノミネーション発表が控えているが、最多ノミネーションも期待されている。なお、『リンカーン』は、4月19日に日本公開予定。(編集部・島村幸恵)

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