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『オブリビオン』トップキープならず!マイケル・ベイ監督最新作が首位降臨! -4月29日版

全米ボックスオフィス考

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豪華な顔触れです! -映画『ペイン・アンド・ゲイン(原題) / Pain And Gain』のプレミアに出席した(左から)ドウェイン・ジョンソン、マイケル・ベイ監督、マーク・ウォールバーグ
豪華な顔触れです! -映画『ペイン・アンド・ゲイン(原題) / Pain And Gain』のプレミアに出席した(左から)ドウェイン・ジョンソン、マイケル・ベイ監督、マーク・ウォールバーグ - Troy Rizzo/ FilmMagic / Getty Images

 マイアミで起きた犯罪の実話を基にした映画『ペイン・アンド・ゲイン(原題) / Pain And Gain』が2,024万ドル(約18億2,160万円)をたたき出した。3,277館で全米公開となったマーク・ウォールバーグドウェイン・ジョンソン主演の本作は、先週トップだったトム・クルーズ主演のSF映画『オブリビオン』を、たったの1週間で首位から蹴落とした。(1ドル90円計算)

今週第2位の映画『オブリビオン』写真ギャラリー

 しかし、『ペイン・アンド・ゲイン(原題) / Pain And Gain』は、チャートで首位を取ったとはいえ、 映画ファンの反応はあまり良くないようだ。批評サイトのシネマスコアによると、本作の評価はC+。さらに、今週末には待望の映画『アイアンマン3』も公開されることから、本作が王座に君臨できる時間は短くなりそうだ。

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 第2位は、52パーセント減で首位を奪われてしまった映画『オブリビオン』で1,780万ドル(約16億200万円)。先週トップになったと思いきや、意外と早くガス欠状態に突入してしまった。第3位は、3週目の映画『42(原題) / 42』で、1,066万ドル(約9億5,940万円)。トータルで6,901万ドル(約62億1,090万円)の興収を上げている。

 さて今週、さまざまな意味で“悲惨だったで賞”となってしまったのは、オールスター・キャストにもかかわらず初登場759万ドル(約6億8,310万円)の興収で第4位に終わってしまったラブコメ映画『ザ・ビッグ・ウエディング(原題) / The Big Wedding』。ロバート・デ・ニーロスーザン・サランドンロビン・ウィリアムズアマンダ・セイフライドらトップ級のセレブを集めた作品なのだが、結果はご覧の通り……。いい俳優をそろえれば、自然にヒットするわけではないことを改めて証明してしまった。トップ5最後は、映画『ザ・クルーズ(原題) / The Croods』で673万ドル(約6億570万円)となっている。

 来週の全米チャートでほぼトップが確実なのは、前出の『アイアンマン3』。今週末は、どの映画スタジオもアイアンマンの出現とあって、大型新作を公開しない状態。ほかにライバルがいない状態でデビューする本作は、初登場トップは確実としても、果たしてどれだけの興収をたたき出してトップにお目見えするのか注目を浴びている。(ロス取材・文:明美・トスト / Akemi Tosto)

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