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関ジャニ大倉と桐谷美玲は超マイペース?ともさかりえ、撮影秘話明かす!

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ともさかりえ
ともさかりえ

 関ジャニ∞の大倉忠義と、桐谷美玲共演のラブストーリー『100回泣くこと』で、ヒロインの親友役を務めたともさかりえが、自身が演じた中村夏子の魅力や、マイペースな共演者二人の現場での様子を明かした。

映画『100回泣くこと』フォト

 『きいろいゾウ』の廣木隆一監督がメガホンを取り、中村航のロングセラー小説を実写映画化した本作。ともさか演じる夏子は、どこか危なっかしい藤井(大倉)と佳美(桐谷)の関係について、ズバズバと本音で辛口の意見を口にする大人の女性だ。しかし、ともさか自身は言いたいことをのみ込んでしまうタイプだそうで、「あれだけはっきり言えたら気持ちいいでしょうね……」とうらやましそうに夏子のキャラクターを語った。

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 映画では、4年前のバイク事故で、記憶の一部が欠落してしまった主人公・藤井と、彼の記憶からすっぽりと抜け落ちてしまったかつての恋人・佳美が、友人の結婚式で再会したことから始まり、二人が再び新しく愛を育んでいく過程が、観る者の涙を誘う。だが、この映画に関わった側の人間として、ともさか自身は作品を観ても自分のあら探しばかりしてしまい、泣く余裕すらなかったそう。

 それでも主人公の藤井と佳美のシーンはどれもおすすめで、ほほ笑ましくてとてもかわいらしいと絶賛。特に映画後半、登場人物たちのそれぞれの気持ちが、状況が悪化していく中で交錯していく場面は、とても見応えがあると太鼓判を押す。いろいろな現場で多くの俳優たちと仕事をしてきたともさかが言うには、大倉と桐谷は二人とも超マイペースで、率先して共演者とコミュニケーションを取って、それを芝居に生かすというタイプではなかったとか。「それぞれがやるべきことをきちんとやっている、静かな現場でした」と撮影現場の様子を明かした。

 また、もしもヒロインの佳美と同じような立場なら、彼女のようにひたすら相手を思って待つという芸当はとてもできないと断言したともさか。佳美のひたむきさを「バカじゃないの!」と一蹴する夏子の気持ちに一番共感できたといい、「でも、あのいちずさと気持ちの美しさは、決して否定できないし、どうにかしてあげたいと思いますよね。あんなふうに誰かを純粋に思えたらいいですね」と夏子の目線で物語を振り返った。(取材・文:平野敦子)

映画『100回泣くこと』は6月22日より全国公開

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