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東出昌大&木村文乃、王道ラブストーリーに気恥ずかしさも?昼夜逆転の東京駅ロケに挑戦!

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遠距離恋愛ですれ違うカップルを演じた木村文乃と東出昌大
遠距離恋愛ですれ違うカップルを演じた木村文乃と東出昌大

 玉木宏高梨臨本田翼倍賞千恵子らが演じる、10人の男女によるラブストーリーをつづった映画『すべては君に逢えたから』の撮影が、映画の舞台となる東京駅で行われ、ロケに臨んだ東出昌大木村文乃が意気込みを語った。

 六つのエピソードで構成された、日本版『ラブ・アクチュアリー』ともいえる趣の本作。東出と木村は、その内の一編「遠距離恋愛」で、仙台と東京で続く、遠距離恋愛による擦れ違いに悩むカップルを演じる。

 撮影は終電後の深夜から早朝にかけて行われ、丸の内側の駅前広場には高さ6メートルのクリスマスツリーが登場。コートやマフラーに身を包んだ、およそ150名のエキストラと、キャスト全員が輝くツリーの下を歩き、6月の東京駅に12月の賑わいが再現された。

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 東出と木村は、深夜ロケや暑さに苦しむ顔は一切見せず、互いに談笑するなど和気あいあいとした様子。「この数日の昼夜逆転の生活はちょっと面白かったです」と余裕を見せた東出は、「(現在木村とは)同い年だったので、何の遠慮もなかったです」と語るなど、相性はバッチリの様子だ。

 この日撮影されたのは、東出が木村に指輪を渡す重要なシーン。まさにラブストーリーの王道ともいえる場面に「いつも不倫だったり略奪だったり、報われない恋ばかりしていたので、(自分で)大丈夫かなと思っていた」と笑う木村は「いざやってみると、自分も当たり前のように持っている感情だと気付くことが多くて。今まで恋愛に向いていないのかなと思うこともあったのですけど、わたしも何も変わりない普通の女の子なんだなと」と笑顔。東出も「やっている最中は本当に二人の世界でした。意外といけるものだなって」と自信に満ちた表情だったが、本番前の段取りで、木村に腕をつかまれるシーンを「役としてではなくかわいいと思ってしまって。あれは恥ずかしかったですね」と照れくさそうに振り返った。

 またメガホンを取る本木克英監督は、通常撮影が困難な東京駅で撮れることが、企画に対する最大のモチベーションだといい、ぜいたくともいえる撮影に「過酷なスケジュールですけど、スタッフも祭りに参加している高揚感があるのでは」とコメント。東出も連日の疲れはおくびにも出さず「一生に一度かもしれないという思いで演じています」と笑顔を見せた。(編集部・入倉功一)

映画『すべては君に逢えたから』は11月22日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開

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