綾野剛の主演作『シャニダールの花』、若手注目女優の二人が演技論に花咲かす

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刈谷友衣子、石井岳龍監督、黒木華

 若手実力派女優として注目を浴びている黒木華刈谷友衣子が28日、テアトル新宿で行われた映画『シャニダールの花』のトークイベントに石井岳龍監督と共に出席し、自身の演技論を語った。本作は『生きてるものはいないのか』の石井監督が7年もの歳月をかけて温め続けてきた入魂作。綾野剛と黒木が主演を務め、人の胸に寄生する美しい花をモチーフにした幻想的なラブストーリーが描かれる。

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 石井監督は23歳の黒木と16歳の刈谷の才能を絶賛すると共に、二人の対照的な役へのアプローチの仕方も興味深かったといい、黒木については「スロースタート」、刈谷については「憑依(ひょうい)型」、さらに綾野については「二人を足して2で割った感じ」と感じていたことを明かした。

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 石井監督は「例えば綾野くんだったら探りながら懸命にアプローチしてどんどん質問してくる。でも、黒木の場合はそうじゃなく受け身な感じで、現場の雰囲気を探りながら自分の役をつかむスロースタートなタイプ」と指摘。これを受けて黒木は「意識していないけどそうかもしれない」とうなずきつつ、自身が舞台出身ということに触れて「舞台では相手の人とその場で役をつくっていったりするのに慣れているからかも。相手を見て相手に反応するやり方が多分しっくりくし、好きなので」と自身を分析した。

 一方、石井監督は刈谷について「撮影前からずっとハルカの役が憑依(ひょうい)しているようで、(カメラが回っていないところでも)ずっとハルカを見ているみたいだった」と振り返る。常に役で居続けることに「疲れちゃわない?」と石井監督が聞くと、刈谷は「そういう意味では切り替えが下手くそだから疲れちゃうかもしれない」と役に入りすぎる故の悩みを吐露。

 刈谷は「さっきまでワハハと笑ってしゃべっていたのに、次のシーンでは号泣していたり、自分でコントロールの仕方がわかっている」という現場での綾野の切り替えの早さに感銘を受けたといい、「わたしはそこがまだ多分うまく自分で調整できないというか、わからないので、そういう(疲れている)印象を与えたのかもしれない。家に帰ってもいつも引きずっていて」と役とプライベートとの切り替えに苦労していることを明かしていた。(中村好伸)

映画『シャニダールの花』はテアトル新宿ほか全国公開中

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