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松田龍平ら日本人キャスト大暴れ!『ザ・レイド』続編インドネシア撮影は快調!

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熱き演技合戦を繰り広げた北村一輝、松田龍平、遠藤憲一とメガホンを握るギャレス・エヴァンス監督
熱き演技合戦を繰り広げた北村一輝、松田龍平、遠藤憲一とメガホンを握るギャレス・エヴァンス監督

 インドネシア映画『ザ・レイド2:ベランダル(原題)/ The Raid 2: Berandal』で海外作品初出演を果たした俳優の松田龍平が、ジャカルタで行われている撮影に臨み、共に在インドネシアの日本人ヤクザを演じた遠藤憲一北村一輝と気迫あふれる演技戦を繰り広げた。

 本作は、世界各国の映画祭を熱狂させ、全米公開を果たしたアクション映画『ザ・レイド』の続編。三人の競演は、日本映画の大ファンだというギャレス・エヴァンス監督の熱いオファーによって実現した。

 撮影2日目、三人は遠藤が演じるヤクザの組長・後藤の事務所セットに集結。積極的にアイデアを出しながら役をつくり上げていく北村と、静かな目の奥に内に秘めた激情を醸し出す松田。そして映画『クローズZERO II』以来、4年ぶりにヤクザを演じる遠藤の迫力満点の怒号が現場に響くと、エヴァンス監督は「素晴らしい! 彼らを選んでよかった!」と笑みをこぼす。

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 現地での撮影に不安を感じていたという遠藤は、初タッグとなったエヴァンス監督の撮影方針を「役者って、いつ自分にとって最高の演技ができるかわからない。監督はテストから回してくれているから、きっと自分の一番いい演技を使ってくれると思っています」と称賛。また、エヴァンス監督がプロデュースした映画『キラーズ(原題) / Killers』に主演した北村は、「この映画は監督とお会いしたときにぜひ! と言って実現した話です。だから緊張しなければいけないはずなのに、ついウキウキしてしまう自分がいましたね」とニッコリ。

 今回最も大きな試練を課せられたのは、英語とインドネシア語のセリフに挑戦した松田だろう。「インドネシア語は全く初めての言語だから、こちらに来てからずっと練習しています」と言い、現場では、スタッフたちに何度も発音を確認する姿も見られた。そして本番で見せた完璧な発音にはエヴァンス監督も「演技をしながら外国語を話すのはとても大変なはず。それを完璧にやり遂げた松田さんは素晴らしい役者さんです」と絶賛した。

 短い撮影期間だったにもかかわらず、すっかりクルーたちと打ち解けた日本人キャスト。次作でハリウッド進出が決まっているギャレス監督も、彼らの演技に大満足だったようで「次回作も、ぜひ三人に出てほしい!」と熱烈オファー。国境を越え、和気あいあいとした現場で作られた本作の完成が楽しみだ。(編集部・森田真帆)

映画『ザ・レイド2:ベランダル(原題)』は2014年公開予定

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