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三谷幸喜、中谷美紀は「ボケまくっていた」と暴露

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「いやいや、ステキなことなんだよ」と中谷美紀(右)をフォローした三谷幸喜
「いやいや、ステキなことなんだよ」と中谷美紀(右)をフォローした三谷幸喜

 4日、三谷幸喜演出の舞台「ロスト・イン・ヨンカーズ」の初日開幕直前会見と公開フォトコールが都内で行われ、三谷のほか主演の中谷美紀TOKIO・松岡昌宏らが出席。三谷が「稽古場でボケまくっていた」という意外な中谷の素顔を暴露する場面もあった。

中谷美紀主演、三谷幸喜演出!舞台「ロスト・イン・ヨンカーズ」公開フォトコール写真ギャラリー

 舞台出演2回目の中谷は、「経験を年齢に例えれば1歳くらいの感覚。今回、三谷さんのもとで成長させてもらいました。お金をもらっているのに勉強させてもらった、そんな感じでした」と充実の表情を見せたが、三谷は「すぐ寝てしまったり、僕の前をあくびして通り過ぎたりね」という現場でのエピソードをポロリ。

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 「自由で、稽古場を自宅のリビングルームのようにくつろいで過ごしていた」という中谷の様子を明かし、怒っているのかと一瞬、出席者を慌てさせたが「いやいや、ステキなことなんだよ。ステキな方だと思ったんだよ」と中谷の顔をのぞき込むようにして、三谷流の賛辞を贈っていた。

 また、三谷作品に初参加の松岡は「ずっと興味があったので、声を掛けてもらってうれしかった」と笑顔。三谷を「シャイな目立ちたがり。ひとりっ子のA型という自分と同じ部分も発見して共感も持った。ふわっとした演出をし、そのふわっとが心地いい人」と評し、三谷も松岡を「もっとチャラチャラした人かと思っていたけど、本当に深いところまで台本を読みくだいた演技をしていてびっくりした」と絶賛していた。

 同作は、1991年にブロードウェイで初演され、トニー賞ベストプレイ、ピューリッツァー賞に輝いた名作。1942年のニューヨーク州ヨンカーズを舞台に、3世代にわたる家族の物語を描く。この日は他キャストの小林隆浅利陽介入江甚儀長野里美草笛光子も出席した。(取材・文:名鹿祥史)

舞台「ロスト・イン・ヨンカーズ」は10月5日から11月3日までパルコ劇場、そのほか福岡、宮城、大阪、愛知、神奈川にて上演

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