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『ドライヴ』監督、ライアン・ゴズリングと再タッグ確約済?新作と共に来日!

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登壇した高橋ヨシキ、ニコラス・ウィンディング・レフン監督、柳下毅一郎(左から)
登壇した高橋ヨシキ、ニコラス・ウィンディング・レフン監督、柳下毅一郎(左から)

 映画『オンリー・ゴッド』のニコラス・ウィンディング・レフン監督が19日、新宿バルト9で行われた本作の上映会に出席し、熱心なファンからの質問に答えた。この日はゲストとしてアートディレクターの高橋ヨシキ、映画評論家の柳下毅一郎も登壇した。

映画『オンリー・ゴッド』場面写真

 『ドライヴ』で注目を浴びたレフン監督とライアン・ゴズリングが再タッグを組んだ本作は、タイを舞台に、独特の映像美とバイオレンス描写が展開する衝撃的な復讐劇。レフン監督は「よくこれはどういう映画なのか聞かれるんだけど、観ていない人に説明するのは難しいので、メタファーで説明している。『ドライヴ』が質のいいコカインだとしたら、『オンリー・ゴッド』はアシッド映画だってね」と過激な表現で解説する。

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 また再タッグを組んだライアンについてレフン監督は「彼は自分の限界に挑戦するのが好きな役者なんだ」と切り出し「数週間前にロサンゼルスで彼と話したときに『早く次の作品を作りたいね。でも(これまでは寡黙な役が多かったので)今度はしゃべらせてくれよ』と言っていた」と笑顔で報告。さらなるタッグを予感させた。

 本作は映画『エル・トポ』などで知られる鬼才アレハンドロ・ホドロフスキーに捧げられている。数年前から交流があるというレフン監督は「彼は僕のインスピレーションの源。映画を撮る前は、(タロットカードのコレクターとして知られる)彼の自宅で、やるべきか占ってもらっている」と明かす。本作については「何がなんでもやれ」と言われたといい、そのため映画をホドロフスキーに捧げたのだという。

 さらにホドロフスキー原作、バンド・デシネ作家のメビウス作画による伝説のフレンチコミック「L'INCAL アンカル」映画化のうわさについても、決定はしていないが「そういう話は確かにある」と認めたレフン監督。「今、映画『バーバレラ』のテレビシリーズを準備しているんだけど、ホドロフスキーが、もっとましな作品を手掛けろと怒ってね。何をやればいいのか尋ねたら、『アンカル』だと。そのときは、考えさせてよと言った」と笑顔でコメント。さらに「とにかく広大な話なので、どうやって映画化したらいいのか最近もホドロフスキーと話し合ったところだ。お金がかかる企画だと思うけど、チャレンジしがいがあるよね」と語り、ファンの期待をあおった。(取材・文:壬生智裕)

映画『オンリー・ゴッド』は2014年1月25日より新宿バルト9ほか全国公開

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