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女優の佐伯日菜子、伊丹十三監督の思い出を語る デビュー作『毎日が夏休み』を「あんなにいい映画」と絶賛

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伊丹十三監督との思い出を語った佐伯日菜子
伊丹十三監督との思い出を語った佐伯日菜子

 23日、三鷹産業プラザで開催されている第4回三鷹コミュニティシネマ映画祭にて、「三鷹の映画人Vol.2」として金子修介監督特集が開催され、女優の佐伯日菜子と金子監督がトークショーに出席した。この日は佐伯にとっての映画デビュー作となる1994年の『毎日が夏休み』が上映された。

金子修介監督作『生贄のジレンマ』フォトギャラリー

 『毎日が夏休み』の撮影当時、佐伯は16歳。「毎日があまりに楽しくて、金子監督から『遊んでんじゃないんだから』と怒られ、泣いてしまったこともある」と明かした佐伯だったが、その後、伊丹十三監督の『静かな生活』に出演した際、伊丹監督から「あんなにいい映画でデビューできたんだから映画女優として頑張りなさい」と温かなアドバイスをもらったという。

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 「『毎日が夏休み』でデビューできたことと伊丹監督の言葉がずっとわたしのお守りみたいなもの」という佐伯の言葉を聞いた金子監督は「伊丹監督が『あんないい映画』とおっしゃっていたんだ……」と感慨深げな様子だった。

 『毎日が夏休み』には、佐伯が廊下を走りながら回転するという印象的なシーンがあるが、あれはずっとバレエを習っていたという佐伯の身体能力を信じての金子監督の無茶振りだったという。また、金子監督の『DEATH NOTE デスノート』でLを演じた松山ケンイチが役づくりで悩んでいるときに『毎日が夏休み』を観て、劇中の佐野史郎の話し方が気に入って「まねしていいですか?」と言ったという知られざるエピソードも金子監督から明かされた。

 この日は聞き手として金子監督の実弟で脚本家の金子二郎氏も出席。また、『毎日が夏休み』に赤ん坊役で出演していた金子監督の息子もサプライズで登場し、佐伯を驚かせていた。(福住佐知子)

第4回三鷹コミュニティシネマ映画祭は24日まで三鷹産業プラザにて開催

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