『ダイ・ハード』ジョン・マクティアナン監督が出所 328日間の刑期終了
映画『ダイ・ハード』や『レッド・オクトーバーを追え!』のジョン・マクティアナン監督が現地時間25日、328日間の刑期を終えて出所した。FacebookのFree John McTiernanが伝えている。マクティアナン監督は2010年にFBIに虚偽の供述をしたとして有罪判決を受けていた。
マクティアナン最後の監督作 映画『閉ざされた森』写真ギャラリー
マクティアナン監督は、自作『ローラーボール』のプロデューサーであるチャールズ・ローヴェンの電話を私立探偵を雇って盗聴した件において、探偵に依頼した回数をFBIに偽って供述し有罪となった。刑務所には昨年4月より収容されていた。
彼はワイオミング州にある自宅に帰宅したが、4月3日までは自宅監禁状態で、足かせがはめられたままになっているという。監督の代理人によれば、判決は不当だったとして、受けた重罪を取り下げるよう職務責任局司法部に告訴する予定だそう。
マクティアナン監督は、復帰後第一作がアクション映画『レッド・スクワッド(原題) / Red Squad』になるというニュースが発表されたばかり。2003年の映画『閉ざされた森』以来、11年ぶりの監督作品になる予定だ。(鯨岡孝子)