『風立ちぬ』&『九十九』だけじゃない!日本絡みのもう一つのオスカー候補

第86回アカデミー賞

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ハインザーリング監督とピルチャーさん

 今年のアカデミー賞は、日本から宮崎駿監督の『風立ちぬ』(長編アニメ映画部門)や森田修平監督の『九十九』(短編アニメ映画部門)がノミネートされ注目されているが、実は長編ドキュメンタリー部門でも日本絡みの作品が候補になっており話題を呼んでいる。それは、米ニューヨーク在住で“ボクシングペインティング”で知られる現代芸術家・篠原有司男さんとその妻・乃り子さんを4年にわたり追い掛けたドキュメンタリー映画『キューティー&ボクサー』だ。

これがボクシングペインティング!映画『キューティー&ボクサー』写真ギャラリー

 実はこの作品、監督もプロデューサーもアメリカ人。アカデミー賞授賞式前に行われるオスカーウイークのドキュメンタリー賞候補者を招いて行われた特別イベントで、ザカリー・ハインザーリング監督とプロデューサーのリディア・ディーン・ピルチャーさんが製作秘話を語った。

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 このドキュメンタリーを作るきっかけとなったのは、ハインザーリング監督の友人である写真家が有司男さんの破天荒さを教えてくれたことだといい、当初は年を取っても若き日の反骨精神そのままの有司男さんを描く短編ドキュメンタリーになる予定だったという。

 だが、撮影が始まってしばらくしてから、エキセントリックな有司男さんを支えるように生きてきた妻の乃り子さんが自分の分身ともいえる「キューティー」というキャラクターを使って波瀾(はらん)万丈の結婚生活を描いたマンガを描いていると知ったとき、乃り子さんにもスポットライトを当てストーリーを掘り下げずにはいられなくなったそうだ。

 篠原さん夫妻は、現地時間2日にロサンゼルスで行われるアカデミー賞授賞式に出席するためにニューヨークからやって来るそうで、乃り子さんはアーティストにぴったりな非常にカラフルなドレスを新調。そして、有司男さんは50年前、自分の作品を初めて出展した展示会用に作ったタキシードがまだフィットするとのことで、「何と、同じタキシードを着てレッドカーペットに挑むそうなんだ!」と驚いていたハインザーリング監督。受賞結果はもちろん、篠原さん夫妻がどのようなファッションでレッドカーペットに現れるのかも楽しみである。(写真・文・ロス取材:明美・トスト / Akemi Tosto)

第86回アカデミー賞授賞式は、3月3日(月)午前9時よりWOWOWプライムにて生中継(夜9時よりリピート放送)

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