血まみれの柴咲コウが床をはう…恐怖の『喰女-クイメ-』予告編が公開
「四谷怪談」をモチーフにした三池崇史監督のホラー映画『喰女-クイメ-』の予告編が公開され、ベッドで血まみれになった柴咲コウがぐちゃりという音と共に床に落ち、恐怖で顔をゆがめた市川海老蔵に「わたしが至らぬばかりに申し訳ないことでございます」と何度も繰り返しながら迫る姿が明らかになった。
柴咲がふんするのは、舞台「真四谷怪談」でお岩を演じるスター女優の後藤美雪で、海老蔵は恋人である美雪の推挙によって伊右衛門役に大抜てきされるも、彼女を裏切り、共演者の莉緒（中西美帆）と浮気する俳優・長谷川浩介を演じる。海老蔵が企画も手掛けた本作では、伊右衛門のエゴや非道さに傷つくお岩の恨みを映し出す舞台上の「四谷怪談の世界」と、それを演じる男女の愛と欲が渦巻く「現実世界」がオーバーラップし、やがて一つの怨念となるさまが描かれる。
今回公開された予告編は、冒頭の血まみれのベッドのシーンから、終盤のお岩姿の柴咲が自分の顔を引きちぎるシーンまでこれでもかと怖いシーンの連続。「四谷怪談」の世界と現実の世界がどのようにシンクロしていくのか、公開が待ち遠しくなる仕上がりになっている。（編集部・市川遥）
映画『喰女-クイメ-』は8月23日より全国公開
