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ジェニファー・アニストンが前作に増してセクハラ強要、『モンスター上司』の続編とは?

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チャーリー・デイ
チャーリー・デイ

 大ヒット作『モンスター上司』の続編『ホリブル・ボスィズ2(原題) / Horrible Bosses 2』について、主演ジェイソン・サダイキスチャーリー・デイが語った。

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 前作で理不尽な上司を排除する計画を立てたニック(ジェイソン・ベイトマン)、カート(ジェイソン・サダイキス)、デイル(チャーリー・デイ)が、今作では3人そろって、ある商品を開発して起業し、大手会社と契約を結ぼうとするが、気まぐれな会社社長に援助を打ち切られる。資金を失った彼らは社長の息子を誘拐して資金を取り戻そうとするが、予想できぬ出来事に巻き込まれていくというストーリー。映画『なんちゃって家族』の脚本家ショーン・アンダースがメガホンを取った。

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 ヒットコメディー作品の続編は駄作が多いのはなぜなのか。「駄目な続編は、オリジナル作品と同じことをするか、逆にオリジナルのキャラクターとは全くかけ離れたことをするからだ。それでは観客もイライラするだけだ。だから僕らは今作で、論理的にこの3人の主役が、もし次のステップを考え、動き始めたらどうなるかを考えたところから始まっている」とチャーリーは語り、主演3人とも前作よりも面白いと太鼓判を押している。

 今作から参加するクリストフ・ヴァルツについて「クリストフは、僕らがビジネスの契約を結ぶ大手会社の社長を演じている。彼にだまされ会社を失うんだ。クリストフはもともと怖いイメージがあると思う」とチャーリーが答えると、ジェイソンは「もっとも実際のクリストフはそれほど背も高くなく、怖くもないけれどね」と明かすと、再びチャーリーが「でも一度、カメラのスイッチが入ると、クリストフの演技はとても迫力があって、脅かされるほどだ」と感心した。

 前作で話題となったジェニファー・アニストン演じるセクハラ上司、DR.ジュリアについて「前作で多くの観客が彼女のセクハラ演技に驚いたと思う。彼女もこれまでとは違った役に挑戦したかったはずで、彼女が役柄に台詞を加えたこともあった。映画内では、ジェニファーはまるでジョークのように(過激なセクハラの)台詞を発しているが、このキャラ自体は本当にチャーリーとセックスすることしか考えていない女なんだ」とジェイソンが語る通り、前作にも増してセクハラするジェニファーの振り切った演技も魅力だ。

 映画は、演技派の俳優たちが、この3人の主役をもてあそぶ設定が面白い。 (取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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