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役所広司主演で「日本のいちばん長い日」映画化!本木雅弘が昭和天皇役!

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「日本のいちばん長い日」が豪華キャストで映画化! (左上から)本木雅弘、役所広司、山崎努、松坂桃李、堤真一
「日本のいちばん長い日」が豪華キャストで映画化! (左上から)本木雅弘、役所広司、山崎努、松坂桃李、堤真一 - (C) 2015「日本のいちばん長い日」製作委員会

 終戦前日からの24時間を再現した半藤一利のノンフィクション「日本のいちばん長い日 決定版」(文藝春秋)が、役所広司主演で映画化されることがわかった。製作にあたっては、昭和天皇と共に戦争終結に尽力した宰相・鈴木貫太郎の姿を描く半藤の書籍「聖断 天皇と鈴木貫太郎」の内容も取り込まれ、本木雅弘が昭和天皇役で出演。『クライマーズ・ハイ』の原田眞人監督がメガホンを取る。

 降伏の決定から、それが国民に告げられるまでにどんなドラマがあったのか。本作では、陸軍全体が戦争完遂を支持する中、トップとして苦悩する主人公・阿南惟幾(あなみこれちか)陸軍大臣を中心に、この国の未来を信じて闘った人々の物語がつづられる。

 阿南を演じるのは、『わが母の記』『金融腐蝕列島 [呪縛]』など原田監督とのタッグ作でも知られる役所。役柄について「戦時下の陸軍トップとして部下を愛し、部下にも慕われ、天皇への一途な忠誠心も持つ一方、家族も大切にした魅力的な人でした」と分析し、「各個人それぞれの『家族』、そして天皇を中心とした日本という『家族』、その『家族』というテーマに重きを置いて描かれている」と本作の魅力を語る。

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 昭和天皇を演じる本木は、アカデミー賞外国語映画賞を獲得した『おくりびと』以来、7年ぶりの本格スクリーン復帰となり、その演技が注目を浴びるのは必至。終戦に反対して狂気に駆られていく若手将校役の松坂桃李、内閣書記官長・迫水久常役の堤真一、そして時の内閣総理大臣・鈴木貫太郎役の山崎努など、主演級の実力派俳優たちによるアンサンブルにも期待が高まる。

 「あの8月、天皇が自分の言葉で語り始めなければ、若き日の両親は国土防衛戦に巻き込まれ、命を落としていたでしょう」という原田監督は「半藤先生の幾多の終戦にまつわる著作を何回も読み、天皇の勇気を支えたのが終戦内閣の鈴木貫太郎首相と阿南惟幾陸相のふたりであるとも確信しました。昭和天皇はあの8月まですべての家族の『家長』でありました。年齢的には、この三人は貫太郎さんを家長とする長男と次男の家族でもあり、そこに映画の根っこを置きました。映画『日本のいちばん長い日』は、幾重にも交錯する家族の、存亡を賭けた4か月のドラマです」と語っている。(編集部・入倉功一)

映画『日本のいちばん長い日』は2015年8月全国公開

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