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2014年ナンバーワン映画は『アナと雪の女王』!250億円突破で2位に大差!

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今年ナンバーワンは当然『アナと雪の女王』!
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 2014年における作品別興行収入上位作品を文化通信社が発表し、空前のヒットとなった映画『アナと雪の女王』が、累計興収254億7,000万円で本年度の洋画・邦画作品の中で年間ベストワン作品に輝いた。(文中の数字は一部推定)

映画『アナと雪の女王』動画

 3月14日の金曜日に初日を迎えた同作は、全国598スクリーンで公開。公開初週の土日2日間で動員60万2,347人、興収7億6,338万9,450円を記録し、初登場ナンバーワン。その後も落ちの少ない興行を展開し、首位を独走した。

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 4月21日付の全国映画動員ランキングでは『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』に1位を譲ったが、その後も圧倒的な強さを発揮して首位に返り咲き。7月7日付のランキングで、同作と同じウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンの配給作品『マレフィセント』に1位を譲るまで、首位獲得回数は15回を数えた。7月16日にソフト化された後(オンデマンド配信は7月9日から)もベストテン入りを続け、圏外に落ちたのは公開20週目のことだった。

 主題歌「レット・イット・ゴー~ありのままで~」を前面に押し出した宣伝が功を奏し、社会現象化。2D、3D、字幕、日本語版など違ったバージョンを見比べるリピーターの存在もヒットを後押しした。また、ワイドショーや新聞、雑誌などでは「ヒットの要因」を分析する記事や番組が数多く露出。「今年観るべき作品」として幅広い層にアピールしたことも大きかったようだ。主題歌のサビの部分の歌詞でもある「ありのままで」は「2014ユーキャン新語・流行語大賞」(現代用語の基礎知識選)でトップテン入りを果たした。

 年間ベストテン2位の『永遠の0』(87億6,000万円)、3位の『STAND BY ME ドラえもん』(83億8,000万円)と比べてみても、その強さは突出しており、まさに2014年を代表する大ヒット作だったといえるだろう。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)

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