永作博美&佐々木希、台湾の女性監督によって新たに女優開眼!?

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二人のナチュラルさに魅了されます - 写真:吉岡希鼓斗

 台湾出身の女性監督チアン・ショウチョンが、石川県珠洲市でオールロケを敢行した映画『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』で初共演を果たした永作博美佐々木希が、本作を経て女優としての進化を実感したことを明かした。

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 父親の残した舟小屋を改装してばい煎コーヒー店を開いた岬と、シングルマザーとして不安な心に揺れる絵里子という2人の女性の交流を描いた本作。日本人の役者が日本でロケをし、それを日本人のカメラマンが撮っているにもかかわらず、どこか日本映画っぽくない雰囲気のある本作に永作は「日本の監督とは芝居に対するアプローチが全然違う」と感じたという。

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 台本の段階で細かい設定や登場人物の感情を説明するセリフが少ないことに驚き、「言葉で説明しない潔さが格好いい」と興味を持った永作。さらに撮影でも「日本ではもっと細かく、はっきりと芝居で説明することを要求されますが、チアン監督は抽象的に表現する映像を求めていました。役者の顔に近づいて表情を捉えるのではなく、カメラを引いた俯瞰(ふかん)の映像にこだわっていましたね」と日本の現場との違いを語る。佐々木も「『顔が見えなくても別に構わない。背中を向けた画(え)で雰囲気がわかるのだから』そんな撮り方は初めてで新鮮でした」と小手先の技術では通用しない演出に刺激を受けたと口をそろえる。

 また、初めての母親役であり、投げやりに子育てをしているように見えるシングルマザーの絵里子という役柄に「最初は演じられるかどうか不安だった」という佐々木。永作同様、説明しないセリフと格闘し、「どうやって演じればいいのだろう? このときの感情は何だろう? と考えれば考えるほど可能性がいくつも出てきて答えが出せず監督に聞くと、『悲しいけどうれしいとか、うれしいけどムッとする』とか説明がまた難しくて……(笑)」と考え抜いて役柄に挑んだ苦労を笑顔で明かした。

 本作は確かに寡黙で、テーマや主張をはっきりと言葉で説明してはくれない。だが、だからこそ2人のヒロインが出会うことで起きる、それぞれの心に立つさざ波をくっきりと際立たせているように思える。(取材・文:浅見祥子)

映画『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』は2月28日より全国公開

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