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北野武監督、神妙な面持ちで平均年齢72歳のベテラン俳優陣に感謝!

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安田顕、藤竜也、北野武監督、近藤正臣、中尾彬
安田顕、藤竜也、北野武監督、近藤正臣、中尾彬

 25日、映画『龍三と七人の子分たち』初日舞台あいさつが新宿ピカデリーで行われ、北野武監督をはじめ、藤竜也近藤正臣中尾彬安田顕が登壇した。ベテラン俳優たちがさまざまなトークで会場を盛り上げると、普段は毒舌全開の北野監督が「コメディアンを並べて撮ったら失敗していたと思う。藤さんをはじめ、皆さんが快諾してくれたおかげで、しっかりした芝居で笑わせることができた。日本の俳優は本当にうまい」と神妙な面持ちで感謝を述べた。

北野武監督、藤竜也、近藤正臣、中尾彬、安田顕が出席!初日舞台あいさつフォトギャラリー

 撮影時、平均年齢72歳というベテラン俳優たちが顔をそろえただけに、藤が「無事に撮影が終わったことが奇跡」とおどけ、中尾や近藤が「集まって話すことは昔話か、年金、病気の話ばっかりだよ」と撮影現場のエピソードを語ると、会場は大爆笑に包まれた。

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 また、司会者が俳優陣を紹介する際に容赦なく“ジジイ”と発言すると、表情を引きつらせていた近藤や中尾だったが、途中から「はっきりジジイと言われると、だんだんと気分がよくなってくるね」とご満悦な表情を浮かべる。北野監督が“ジジイ”たちを主役に物語を作ったことに、中尾は「ジジイは仕事がないから感謝だよな」と笑顔を見せると、近藤も「俺一人だったらそうでもないけれど、こうしてジジイたちみんなで出演できたのはうれしかったね」と感謝していた。

 その後も、早起きの話や体を鍛える話など“ジジイ”トークを展開し、客席を笑わせたベテラン俳優陣たちだったが、大ベテランに囲まれた安田は終始緊張した面持ち。劇中では、藤や近藤、中尾相手に「ジジイ」を連発していたが「大先輩の前に言葉出てきません」と苦笑いを浮かべると「僕は不摂生をしているので、先輩たちと同じ年まで生きられたら、健康のためなら死んでもいいぐらい健康的に生きたいです」と謎めいた発言で会場をザワザワさせていた。

 本作は、引退したヤクザの元組長と子分たちが、オレオレ詐欺に引っかかってしまったことから、首謀者である半グレ集団たちに、任侠の仁義を示しにいく姿をコミカルに描いた作品。(磯部正和)

映画『龍三と七人の子分たち』は公開中

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