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品川ヒロシ監督、金欠で吉本ともめる

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早くも続編の脚本を執筆中だという品川ヒロシ監督
早くも続編の脚本を執筆中だという品川ヒロシ監督

 16日、映画『Zアイランド』初日舞台あいさつがTOHOシネマズ 新宿で行われ、主演の哀川翔、メガホンを取った品川ヒロシ監督ら総勢16人が出席した。この日、ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭での特別招待に続き、モントリオールで行われるファンタジア国際映画祭にも正式招待されることが発表されると、品川監督は「僕は行くつもりなんですが、宣伝費を使い切ってしまい、飛行機代がないんです。いま吉本(興業)と出してもらえるのかどうかもめているんです」と告白し、会場を沸かせていた。

品川ヒロシ監督がぶっちゃけ…フォトギャラリー

 海外や著名な映画監督などから好評価が相次いでいる本作。プロモーション活動にも力を入れているため「もう宣伝費を使い切ってしまったんです」という品川監督。海外の映画祭は、宿泊費などの滞在費は主催者側が持つが、移動費は実費らしく「ブリュッセルは宣伝費でまかなえたのですが、モントリオールはお金がない」と品川監督はぶっちゃけた。

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哀川翔
感無量の表情を見せた哀川翔

 そして、主演の哀川は作品が高い評価を受けていることに胸を張ると「主演の席なんかもう来ないと思っていたのに、芸能生活30周年にもったいないぐらいの映画に出演させていただけた」と感無量の表情を浮かべた。

 さらに哀川は、満員の客席を見渡し「もうこれヒットしたんじゃないの?」と登壇者に同意を求めると「『Zアイランド』の第2弾の脚本、すでに書き始めてるってウワサを聞いたぞ」と品川監督にすごむ。哀川の追い込みに苦笑いを浮かべていた品川監督だったが「書いています。でもヒットしないと撮れないし……」と不安そうな顔で会場を見つめると、客席からは大きな拍手が巻き起こった。

 本作は、映画『ドロップ』の品川ヒロシ監督が、芸能生活30周年を迎えた哀川翔を主演に「ゾンビVSヤクザ」の死闘を描いたエンターテインメント作品。この日は鶴見辰吾鈴木砂羽木村祐一宮川大輔RED RICE湘南乃風)、風間俊介窪塚洋介大悟千鳥)、川島邦裕野性爆弾)、山本舞香水野絵梨奈般若シシド・カフカ河本準一次長課長)も出席した。(磯部正和)

映画『Zアイランド』は全国公開中

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