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金メダリストのブルース・ジェンナー、女性化した姿を初公表 雑誌表紙を飾る

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ケイトリン・ジェンナーとしての姿が初公開 - 画像は Vanity Fair 誌オフィシャルサイトのスクリーンショット
ケイトリン・ジェンナーとしての姿が初公開 - 画像は Vanity Fair 誌オフィシャルサイトのスクリーンショット

 モントリオールオリンピックの金メダリストで、リアリティー番組「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ」にも出演していたブルース・ジェンナー(65)が、女性「ケイトリン・ジェンナー」としての姿を米 Vanity Fair 誌7月号の表紙で公表した。

【写真】以前のブルース・ジェンナーの姿

 写真は、女性写真家アニー・リーボヴィッツが撮影。同誌でジェンナーは、3月に女性的にするために10時間の美容整形手術に踏み切ったと明かしている。しかし性転換手術はまだ受けていないとのこと。またジェンナーは、ブルースとしての姿は常にうそをついている状態で心の中が空っぽだったと語っている。そのため、今のケイトリンの姿は何もうそがなく、自由に感じているとすっきりした様子。またジェンナーは「面白そうだったからやったわけじゃない。生きるためにすることにした」と述べている。

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 さらにジェンナーは、ケイトリン・ジェンナーとしてツイッターアカウントを設立。「長年の葛藤を経て、本当の自分として生きることができて今はとても幸せ。世界はケイトリンを歓迎してくれている。皆さんがわたし、そして彼女のことを知ってくれるのが待ち遠しい」とツイートしている。すると同コメントは、23万件以上のリツイート数、32万件以上のお気に入り数を記録し、アカウントは設立から4時間でフォロワー数は100万人以上を突破。これを受けてジェンナーは「違うジェンナーも世界記録を樹立したわ、65歳で」と大喜び。2日12時現在、フォロワー数は174万人に達している。

 ジェンナーは、4月にアメリカで放送されたテレビ番組で「わたしは女性です」と語り、性同一性障害の一つとされているトランスジェンダーであると告白。1980年代からホルモン投与治療を受けていたことも明かしていた。ジェンナーは1976年のモントリオールオリンピックで陸上十種競技の世界記録を更新し、金メダルを獲得。私生活では2度の離婚後、キム・カーダシアンらの母であるクリス・ジェンナーと結婚したが、昨年離婚を申請。今年3月に離婚が成立した。(編集部・井本早紀)

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