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女性版『ゴーストバスターズ』には3時間以上の特典映像!ポール・フェイグ監督が語る

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いつもオシャレなポール・フェイグ監督
いつもオシャレなポール・フェイグ監督

 ポール・フェイグ監督が現地時間10日、ニューヨークのアップルストアで行われた映画『ゴーストバスターズ』のDVD&ブルーレイの発売記念イベントに出席し、キャスティングや特典映像について語った。

女性版『ゴーストバスターズ』フォトギャラリー

 大学で物理学を教えていたものの、過去に執筆した幽霊の存在を主張する本がネットで発覚して解雇されたエリン(クリステン・ウィグ)、本の共同執筆者アビー(メリッサ・マッカーシー)、エンジニアのジリアン(ケイト・マッキノン)、地下鉄職員のパティ(レスリー・ジョーンズ)の4人が幽霊退治の会社「ゴーストバスターズ」を設立するさまを描く本作。

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 最初にキャスティングしたのはケイトだったという。「僕はケイトが出演する『サタデー・ナイト・ライブ』の製作者スティーヴ・ヒギンズと友人で、この番組のセットを訪れたり、ケイトのパーティーで彼女と一緒に時間を過ごしたりしたこともあり、彼女が面白いのは知っていた。もっとも彼女と話し合ったときは、まだ脚本さえ書いていなかった。そこで彼女に今作で何がしたいかと聞き、彼女と話すうちに、彼女を不思議なエンジニアのキャラに置き換え、いつしかそのキャラを中心に他のキャラクターを構成していた」と明かした。

 また、DVDやブルーレイの良い点として「昔ならばあるシーンをカットすると、その映像を永遠に失ったり、逆にその映像を無理に残して映画全体を台無しにしたりすることもあったが、今は特典映像に残すことができる」と切り出したフェイグ監督。「このDVDとブルーレイには3時間分もの特典映像があるんだ。シーンによっては即興などを行った別バージョンやNGシーンも含まれ、製作陣とキャスト陣の二つのオーディオコメンタリーもある」と期待できる内容になっていることをうかがわせた。

 ゴーストバスターズの受付係役でクリス・ヘムズワースを起用した経緯については「脚本にはこの役は仕事をサボるような、怠け者のキャラクターとして描かれていて、僕の作品に出演してきた面白い俳優を配役するつもりでいた。ところが、僕のエージェントはクリスのエージェントと同じで、そのエージェントから『クリスが今作に興味を示している』と言われた。脚本家と僕は『彼はゴーストバスターズの受付になれる? でも彼は絶対やらないよ』と言っていたが、脚本を送ったら参加してくれた。実際に彼に会ってみて、意外に彼が面白いことに驚かされ、そこで彼にオーストラリア人のまま演じることを提案した」と振り返っていた。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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