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SWファンのライトセーバー道場、本家から訴えられる 賠償金2億円

映画『スター・ウォーズ エピソードIII/シスの復讐』より
映画『スター・ウォーズ エピソードIII/シスの復讐』より - Lucasfilm Ltd. / Photofest / ゲッティ イメージズ

 『スター・ウォーズ』シリーズに登場する武器ライトセーバーをモチーフにしたファン運営の道場「Lightsaber Academy」に対して、ルーカスフィルムが訴訟を起こした。The Hollywood Reporter などが報じている。

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 訴えられたのは、「Lightsaber Academy」や「New York Jedi club」を運営していたマイケル・ブラウン氏。Digital Spy でブラウン氏は、1977年にアメリカ公開された1作目の『スター・ウォーズ』を1年で32回も観たほどの筋金入りのSWファンだと報じられている。彼がコスプレイヤーのコミュニティーとして2005年に開設した「New York Jedi」では、SWに登場するライトセーバーを使用した殺陣の指導やイベントへの出演などの活動を行っていたという。

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 これだけだとほほえましいエピソードかもしれないが、ブラウン氏はルーカスフィルムの許可を得ずに似通ったロゴを使用して金が動くビジネスとして運営。同社から何度も書面で活動をやめるように通知されたのにもかかわらず事業を続けていたことで、ついにルーカスフィルムの堪忍袋の緒が切れてしまった。

 米カリフォルニア州の裁判所に提出された書類によると、ルーカスフィルムから商業的利用を認められなかったのにもかかわらず、ライトセーバーやジェダイなどシリーズに登場する名称を使用した販売事業などを行ったほか、ほぼ同一のまぎらわしいロゴや「www.LightsaberAcademy.com」「www.NewYorkJedi.com」等の商標を侵害するドメインを使用。さらにルーカスフィルムから忠告の書面が届いた翌日から、「ジェダイ」「ライトセーバー」を使用した団体名のロゴや本家に似通ったロゴを米国特許商標庁に商標出願し始めるなど、故意に侵害行為を繰り返していたという。今のところブラウン氏からの反応は見られていない。

 ルーカスフィルムはロゴ使用の差し止めと、商標侵害の賠償金200万ドル(約2億円・1ドル100円計算)を求めているという。(編集部・井本早紀)

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