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あまりにも衝撃的…ピクサーのアニメーターが“絶望”描く大人向け短編が公開中

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タイトルは「天から与えられたわずかな時間」のような意味 - 画像はVimeoのスクリーンショット
タイトルは「天から与えられたわずかな時間」のような意味 - 画像はVimeoのスクリーンショット

 ピクサーのアニメーターとして知られるアンドリュー・コーツ&ルー・アム=ラハジが制作した大人向けの短編映画『ボロウド・タイム(原題) / Borrowed Time』がVimeoで期間限定公開されている。年老いた保安官が生涯をかけて忘れようとしてきた罪の意識と喪失感に向き合い、自ら命を絶とうと崖の淵へと歩みを進めるさまを描いた7分弱の作品だ。

短編映画『ボロウド・タイム(原題)』

 舞台は土埃に煙るアメリカ西部で、一歩一歩進むたびに過去の事故の記憶が鮮明に思い出されていく……。絶望した保安官の姿が痛ましく、その事故のてん末はあまりにもショッキングだ。『トイ・ストーリー3』や『インサイド・ヘッド』を手掛けてきたアンドリューとルーがセリフを最小限に、アニメーションそのもので深いテーマを見せていくさまには圧倒させられる。

 ルーは制作理由について「僕たちのゴールは、アニメーションは子供たちだけのためのものだという考えに対抗するような何かを作ることだった。僕たちはもっと大人向けのものをぜひとも作りたかった。そして、アニメーションはどんなストーリーでも語り得る媒体であることを示したかった」と併せて公開された特別動画の中で説明している。(編集部・市川遥)

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