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AV男優界の大物6人が挑む「エロ無し」異色ヒーロードラマ

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すさまじいメンバーが集結(左から黒田悠斗、森林原人、田淵正浩、大島丈、しみけん、吉村卓)

 アダルトビデオ(以下、AV)男優の力で変身するヒーローというぶっとんだ設定のBSスカパー!オリジナル連続ドラマ「マグマイザー」に出演した6人のトップAV男優たち(大島丈黒田悠斗しみけん田淵正浩森林原人吉村卓)が撮影の合間に直撃インタビューに応じ、この異色のドラマへの思いを語った。

 本編制作のあてもないままにつくられた予告編映像が昨年6月にYouTubeで公開されるや、日本のみならず、香港、台湾など海外でも話題となり、やがてドラマ化にBSスカパー!が名乗りをあげ、そこに『踊る大捜査線』『海猿』『ALWAYS 三丁目の夕日』などの制作会社ROBOTが参加するなど、超一流のスタッフ陣が「エロ要素一切無し」の笑えて泣ける壮大なドラマを生み出した「マグマイザー」。過去に類を見ない企画が成立したことに「歴史的快挙という感じがします。この企画を通した古屋雄作監督はすごい」と驚いてみせた田淵は、「僕らはアンダーグラウンドな存在なので。これから先こういう機会があるかどうかわからない。だから頑張らないと」と気合十分だ。

 劇中では、「半径2.5メートル以内に“マグマ粒子(精力や雄度)”を持つ男たちがいないと変身できない最強ヒーロー」である主人公の真熊烈(まぐまれつ・河野朝哉)が、一般男性とは桁違いの“マグマ粒子”を持つ選ばれしAV男優=“神雄(かみおす)”に協力を求める。「脚本にAV男優に対するリスペクト、愛が入っていたんでうれしかったです。男優を続けてきて良かったなと思いましたよ」と大島がしみじみ語れば、黒田も「話の流れがうまいなと感心しました。AV男優に絡めて人間の成長物語を描くなんてすごい。とにかく現場では古屋監督を信じて、台本に書いてあることをそのままやれば面白いと思ってやっています」と続けた。

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談笑するAV男優界のスーパースターたち

 AVの世界では、医者、教師、サラリーマンなど多種多様な職業を演じてきた彼らだが、「年間に何百本も出演しているから撮影は慣れていますが、自分なりにやっているんで、(普段は)演技を深掘りしないんですよ」と田淵。森林も「AVの役柄ってだいたいパターンが決まっているんです。20代の頃は弟役が多かったんですが、最近では潜入捜査官の女優さんを捕まえる役が多いです。『誰の命令で忍び込んだんだ。ここに隠しているんじゃないのか?』と言いながら女優さんを尋問するんです。そういうのは定番なんでサラッと言えますが、今回は地球のため、正義のために戦う役なので、勝手が違いましたね」と笑う。

 AV男優ならではの特徴として「僕らはカメラの前に立てば、監督の指示にもパッと対応できますし、このセリフがどうとか、これはこう思うなんてことは言わない。多少は使いやすいんじゃないかなと思います」と切り出した吉村は、「やはり僕らの業界は女優さんが主役。僕らがゴチャゴチャ言ったら撮影が始まらないんですよ」と説明する。そして、普段は裏方の彼らが今回のドラマでは前面にフィーチャーされているということで、「恥ずかしい部分もあります」と笑顔で付け加えた。

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何があったんだ!?

 大島も「僕たちは芝居の基礎をやってきた人間ではないので、役者さんに交じってどこまでできるかという心配はあります。それでも、僕らにしか出せないものを目指したい」と決意のコメント。しみけんも「僕たちのことを知らない人がドラマを観て、興味を持って調べて『あっこの人AV男優なんだ』となったらいいな。毛嫌いしていた世界かもしれないですが、それをちょっとだけ身近なものに感じてもらえたら」と続け、「今回の制作会社がROBOTさんというすごいところなので、『マグマイザー ザ・ムービー』を目指して頑張りたいですね」と野望を明かしていた。(取材・文:壬生智裕)

連続ドラマ「マグマイザー」は5月10日夜9時10分よりBSスカパー!にて放送開始(毎週水曜夜9時・全5回※第1話は無料放送)

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