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アーミー・ハマー、13歳になった娘を心配「僕の局部の写真でイジメられないか」

第42回トロント国際映画祭

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赤裸々に語って会見を盛り上げたティモテ・シャラメ&アーミー・ハマー - Photo by Kevin WinterGetty Images TIFF

 現地時間8日、第42回トロント国際映画で男同士のひと夏の恋をきらめくイタリアの日差しと共に描いた映画『コール・ミー・バイ・ユア・ネーム(原題) / Call Me by Your Name』の会見が行われ、主演の一人である『コードネーム U.N.C.L.E.』のアーミー・ハマーが父親としての顔をのぞかせた。

【画像】仲良しなアーミー&ティミー

 アンドレ・アシマンの同名小説を『胸騒ぎのシチリア』のイタリア人監督ルカ・グァダニーノが映画化し、インディペンデント映画の祭典であるサンダンス映画祭で絶賛された本作。17歳のエリオ(ティモテ・シャラメ)が、大学教授の父(マイケル・スタールバーグ)の助手としてイタリアの家にやって来たハンサムで自信に満ちたオリバー(アーミー)と出会い、どうしようもなく惹かれていくさまを彼の成長と共につづる。

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 脚本を読み、初めは断ろうとしたというアーミー。「恐ろしかった。多くのものが求められ、僕をずっと遠くまで連れて行くものだから。ハイレベルな親密さがあり、そうしたことを今までカメラの前でやったことがなかったんだ」と明かすも、グァダニーノ監督との話し合いを経て、俳優として新たな挑戦となると参加を決意。ただプライベートでは2児の父(2歳の娘と0歳の息子)であり、脚本にもともとあったヌードシーンが気掛かりだったといい、「娘が13歳とか学校に行く年になったとき、人々が僕のペニスの写真を印刷して娘をからかっている姿を想像してしまって『何てこった』って」と苦笑した。

 本作の魅力は、アーミーと、『インターステラー』でマシュー・マコノヒーの息子役を務めたことでも知られるティモテのケミストリーによるところが大きい。撮影地であるイタリア・クレーマにはホテルがなく、皆で同じ家に住んだといい、「撮影前に3、4週間一緒に過ごせたのは素晴らしいギフトだった。肉体的にも精神的にも親密なシーンの撮影は最後の方だったから」とティモテ。しかし、グァダニーノ監督が「でもリハーサルでは……」と割り込むと、アーミーがリハーサル初日の裏話を語り出す。

 「ヴィラに着くなりルカ(グァダニーノ監督)が『パッとリハーサルしてみない?』と言うから、僕たちは『もちろん、やろう!』と。『じゃあ、シーン62』『オッケー! シーン62ね』と台本を見たら、オリバーとエリオがキスする以外は何も起きないシーンで(笑)。裏庭に連れて行かれて地面を差して『ここでやってみて』と言うから、ティミー(ティモテ)とキスして転がったよ。ルカは『もう1回やって。……オッケーじゃあね!』とすぐに行ってしまったけど(笑)」。グァダニーノ監督はその狙いについて「撮影の時に当惑してほしくなかったから。これは演技なんだ。会話シーン、セックスシーン、アクションシーンの間に違いはない。ただいい物を作るだけだ」と説明した。

 オリバーとエリオの関係だけでなく、エリオを優しい眼差しで見守る父(マイケル・スタールバーグ)の姿も印象的だ。アーミーは「僕にとって、この映画のメッセージは終盤のマイケルのスピーチにとても美しく要約されていると思う。全ては自分を受け入れるということ。自分は何者かを理解し、その自分のままでいてOKなんだ。あのスピーチは、僕の子供たちへの向き合い方を完全に変えたよ」と語るなど、本作への出演は俳優としてだけでなく、一人の父親としても大きな意味を持つものになったようだ。(編集部・市川遥)

第42回トロント国際映画祭は現地時間17日まで開催

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