ストーカーが怖すぎ…ソダーバーグ全編iPhone撮影作、キャストが明かす

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ジェイ・ファロー(左)とストーカーを演じたジョシュア・レナード

 映画『エリン・ブロコビッチ』『トラフィック』などのスティーヴン・ソダーバーグ監督が全編iPhone 7 Plusで撮影した意欲作『アンセイン(原題) / Unsane』について、出演したジェイ・ファロージョシュア・レナードが、3月19日(現地時間)ニューヨークのAOL開催イベントで語った。

【写真】昨年、6年ぶりに来日したソダーバーグ監督

 本作は、ストーカー被害から精神的に追い詰められた女性を描いたスリラー。ソイヤー(クレア・フォイ)は、ストーカーのデヴィッド(ジョシュア)への恐怖から、引っ越し、仕事も変えていたが、再びデヴィッドの姿を見かけるようになり、ストーカー被害者向けの施設に助けを求める。だが、彼女の眼の前にデヴィッドが看護師として現れ……。

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 「iPhone 7 Plusのようなテクノロジーが、もし15歳の頃にあったら、きっとそればかりで映画撮影をしていただろう」とソダーバーグ監督が語っていたそうだが、そんな監督も夢中にさせたiPhone 7 Plusで撮影された今作についてジョシュアは、「90%自然光で撮影し、撮影も2、3週間で終えたんだ。もちろん、ある程度は編集作業のカラーコレクション(映像の色彩を補正する作業)を施しているけれど、全ての被写界深度(写真の焦点が合っているように見える被写体側の距離の範囲のこと)が合っていて、フィルムのように前景や背景のフォーカスを気にしなくていいんだ。今作は4Kで撮影されていて、近年撮影されているレッドシリーズ(4K以上の高解像度のカメラ)やアレクサ(デジタルであるが、フィルムのような被写界深度が得られるカメラ)のデータとさほど変わらないんだよ」と監督さながらに説明した。その通り、言われなければ気づかないほど、違和感のない映像を作り上げている。

 また、ストーカーのデヴィッドというキャラクターについては「彼はナイスガイではないね。監督と最初に話した時、ティーンエイジャーの恋のように、前頭前皮質(思考や創造性を担う脳の最高中枢である部分)で物事を考えることができず、全て恋のとりこになってしまう少年を想像したんだ。その少年がある程度の知識を得るものの、感情面だけは全く成長していない、そんな20年後を想像したら、かなり危険なキャラクターが出来あがったよ」と明かした。映画内では、不気味な表情でソイヤーを見つめるデヴィッドの姿に背筋がぞっとするような感覚を覚える。

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 施設の患者の一人、ネイトを演じたジェイは、主人公ソイヤーを演じたクレアとの共演について「素晴らしかったね。彼女は、僕だけでなく他の俳優陣とも意気投合し、より良い演技を引き出してくれた。これまで僕が出演した作品の中でも、最も長く撮影現場に居てくれた女優だったよ」と振り返り、ジョシュアも今作において最もセリフの多い困難なシーンを難なく撮影できたのは、クレアと意気投合できたからだと彼女を称賛した。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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