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『スター・ウォーズ』ボツになったカイロ・レン映画を製作して!ファンがディズニー上空に横断幕飛ばす

画像は『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でのカイロ・レン
画像は『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でのカイロ・レン - Walt Disney Studios Motion Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 映画『スター・ウォーズ』続三部作に登場したカイロ・レン(アダム・ドライヴァー)を主役とする単独映画の企画が、ディズニーによって却下されたという報道を受け、シリーズの有志ファンが製作を求める横断幕を米ウォルト・ディズニー・スタジオ上空に飛ばした。Colliderが報じている。

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 事の発端は、レイアとハン・ソロの子供であるカイロ・レン/ベン・ソロの単独映画『ザ・ハント・フォー・ベン・ソロ(原題) / The Hunt for Ben Solo』を企画していたというアダムの発言。エピソード9『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』後を舞台に、復活したレンが贖罪の旅に繰り出す内容で、脚本開発には『オーシャンズ11』などで知られる鬼才スティーヴン・ソダーバーグ監督が関わっていた。

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 アダムによれば、ルーカスフィルムは製作に前向きだったものの、親会社であるディズニーが企画をボツにしたという。「ボブ・アイガーとアラン・バーグマンに見せたら、『NO』と言われたんです。彼らには、どうしてベン・ソロが生きているのか理解できなかった」とアダムはAP通信に語っていた。

 有志ファンはこの発言を受けて、現地時間23日、「SAVE #THEHUNTFORBENSOLO」(『ザ・ハント・フォー・ベン・ソロ(原題)』を救え)という横断幕を制作し、飛行機で米ディズニー・スタジオの上空に掲げた。本社上空に突如出現した横断幕は、カリフォルニア州バーバンクの人々の目に留まり、たちまち話題となった。

 Colliderは、横断幕を依頼した有志ファンの一人のコメントを紹介。「この横断幕で、ベン・ソロというキャラクターが私たちにとってどれほど大切か、ファンが本当にこの映画を望んでいることを示したかった」とその目的を明かしている。

 昨今、ファン運動が作品やキャラクターの運命を左右することも少なくない。ルーカスフィルムは『スカイウォーカーの夜明け』後を舞台にした『スター・ウォーズ』新作映画を複数計画しているが、現時点でベン・ソロの再登場予定はない。(編集部・倉本拓弥)

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