新体制ももクロ「今は大ピンチ」乗り切る秘策は?

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左から佐々木彩夏、百田夏菜子、玉井詩織、高城れに - 写真:高野広美

 2018年1月21日の公演後、4人体制となったももいろクローバーZの初仕事が『映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~』(4月13日公開)の主題歌&挿入歌&声優だ。劇中では“くろぐろクローバーZ”として作品を盛り上げると共に、元気な歌声を披露。その存在感や佇まいは、これまでとなんら変わらないように感じられたが、実際はどうだったのだろうか。百田夏菜子玉井詩織佐々木彩夏高城れにに率直な胸の内を聞いた。

【写真】制服姿も可愛い!ももクロ

 単刀直入に今回の体制変更について問うと、百田は「ピンチでしょ、大ピンチですよ!」と笑顔ながらも目をまん丸にして語る。続けて「これまでも何度かメンバーチェンジはありましたが、5人体制になってからがっつりやっていたので……」と述べると、佐々木も「みなさんにも『ももクロ』は5色というイメージが浸透していたと思います」とやや困惑した表情をみせる。

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 結成10周年にして、メンバーそれぞれが「大ピンチ」と感じているなか、ももいろクローバーZというグループが持つ“ある精神”がそんな危機を吹き飛ばす原動力になっているという。それは“ピンチをチャンスに変えようとする気持ち”だと百田は力説する。

 「小さなことで言うと、昔から『衣装がない!』という状況になれば『じゃあ、近くのお店でそろえよう』という発想だったし、『照明がない!』となれば『車のライトでどうにかしよう』とやってきました。今回ほどではないですが、昔からいろいろとピンチはあったので、そういう修羅場というか、経験が積み重なってできた絆もあります。あとは、スタッフさんも含めてもともとみんな楽天的というかネガティブな考え方はしないので、その状況を楽しんでプラスに変えていこうという気持ちは根底にあると思います」。

 こうした精神で新たなスタートを切ったものの、百田や佐々木が語っているように、今回の体制変更には、大きな戸惑いや不安があったことはまぎれもない事実。しっかりと“乗り越えていこう”という意志は、それぞれが強く感じていることだという。その意味で、“国民的アイドル”という共通点を持つももクロとしんちゃんのコラボは、彼女たちにとっても非常に心強かったようだ。

 玉井は「4人になってしまって、わたしたちもファンも『どうやっていくのだろう』と心配だったと思うんです。そんななか、この作品のお話をいただき、しんちゃんの元気と明るさ、主題歌『笑一笑 ~シャオイーシャオ!~』に込められた『笑っていれば、不安なことがあっても大丈夫!』というメッセージに触れ、迷いがなくなった」と運命的な出会いに感謝する。

 4人体制となった最初の仕事で『クレヨンしんちゃん』と出会えたことで、大きな一歩を踏み出せたというももいろクローバーZ。高城が語った「とにかくくだらないことや楽しいことが大好き」というグループの変わらない核となる特性と、それに付随するポジティブな精神、そして「やることはたくさんありますが、焦らず丁寧にやっていきたい」という百田の言葉が、今後のももいろクローバーZのさらなる飛躍を予感させた。(取材・文:磯部正和)

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