米ディズニー、フォックス買収額引き上げか コムキャストに対抗

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画像は21世紀フォックス傘下の映画スタジオ・20世紀フォックスのロゴ
画像は21世紀フォックス傘下の映画スタジオ・20世紀フォックスのロゴ - Gabe Ginsberg / Getty Images

 米ウォルト・ディズニー・カンパニーが、米ケーブルテレビ大手のコムキャストに対抗して、米21世紀フォックスのコンテンツ事業の買収額を引き上げるようだとCNBC局が報じている。

 フォックスは昨年12月、映画スタジオの20世紀フォックス、ナショナルジオグラフィックやFXといったケーブルテレビ局などを含むコンテンツ事業を524億ドル(約5兆7640億円、株式含む)で売却することに合意したと発表していた。しかし先週になって、コムキャストがそれを上回る、全額現金650億ドル(約7兆1,500億円)での提案をしたことで、買収合戦の様相を呈していた。フォックスの取締役会は、コムキャストの提案について議論するため、現地時間20日に会合を開くという。その議論の結果次第で、ディズニーが新たな動きを見せるものと考えられている。(1ドル=110円計算)

 フォックスをめぐるディズニーとコムキャストの対決は2度目のことであり、コムキャストも昨年に買収提案をしていたものの、フォックス側は独占禁止の観点から米司法省反トラスト局に認められない可能性があると判断し、ディズニーを選んだ。今回、コムキャストが再提案に踏み切った背景には、同様のケースにあたる、通信大手AT&Tによるタイム・ワーナー(ワーナー・ブラザース、CNNなどが傘下)の買収を米連邦地裁が承認したことがある。この判決は、大企業合併の新たな波を打ち立てると注目されていた。

 ストリーミングサービス事業を手掛けるNetflixやAmazonなどとの競争激化を受けて、ディズニーもコムキャストも自社コンテンツ充実とメディア業界でのさらなる存在感を増すためにフォックス買収を目指していると伝えられている。ディズニーは2019年にも独自のストリーミングサービスを開始させることになっている。(編集部・石神恵美子)

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