「この世界の片隅に」松本穂香ヒロイン抜擢の理由

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日曜劇場「この世界の片隅に」でヒロイン・すずを演じる松本穂香 - (C)TBS

 こうの史代の漫画を連続ドラマ化する「この世界の片隅に」(TBS系、毎週日曜21時~)が15日、放送スタートする。戦時下を生きるヒロイン・すずを演じるのは、約3,000人のオーディションから抜擢された松本穂香(まつもと・ほのか)。13日、本作第1話のマスコミ向け試写会が行われ、プロデューサーを務める佐野亜裕美が、松本起用の決め手や連続ドラマ版ならではの見どころなどを明かした。

ドラマ「この世界の片隅に」第1話場面写真

 2011年に北川景子主演でスペシャルドラマ化、2016年にはのんを声優に迎え長編アニメーション映画化されロングランヒットを記録した原作が連続ドラマに。脚本をNHK連続テレビ小説「ひよっこ」などの岡田惠和、演出を映画『いま、会いにゆきます』やドラマ「カルテット」などの土井裕泰らが担当する。

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 ヒロインのすずは、のんびりしているが絵を描くことが得意で思いやりあふれる女性。広島県の江波から呉に嫁ぎ、夫・周作(松坂桃李)や姑・舅(伊藤蘭田口トモロヲ)、義姉の径子(尾野真千子)らとともに戦火に翻弄されていく役どころだ。演じる松本は、同じ芸能プロダクションFLaMme(フラーム)に所属する有村架純の妹分として注目を浴び、2015年3月公開の『風に立つライオン』で長編映画デビュー。近年は朝ドラ「ひよっこ」、映画『恋は雨上がりのように』、auのCM「意識高すぎ!高杉くん」シリーズなどに出演し、徐々に知名度を上げていった。

すずの母親・浦野キセノ役は、25年ぶりの連ドラ出演となる仙道敦子(左)(C)TBS

 佐野プロデューサーによると、起用の決め手は松本の素の部分がすずに近かったところが大きいという。「オーディションは5回ほど行ったのですが、1回目の時はすごくよかったんです。でも2回目の時にアクシデントがあって。前髪をとめるピンを探していたようなんですが、カバンをひっくり返してしまい、結局ピンは見つからず、そのままオーディションに臨むハメに……。あと、さつまいもが好きだという話をし始めたと思ったら、さつまいもの品種にまで至って、一体これは何のアピールなんだろう……と(笑)。そのむらというか、ちょっと抜けた感じがすずに通じると思いました」。

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 また連続ドラマ版ならではの見どころの一つに、榮倉奈々古舘佑太郎が出演する現代パートがある。脚本家の岡田と話し合い「戦争下の広島と現代の架け橋となるように」との願いを込めて展開したと言い、「最終話に向けて(戦時下のパートと)リンクしていく」とのこと。

 方言や、のりの養殖に携わる人々の生活など戦時下の時代考証もさることながら、プロデューサーの立場として佐野が最も大事にしているのが「普遍的なドラマ」であること。「自分の思っているテーマが、偶然のつながりが自分の居場所になるということ。周作とすずの出会いを含め人生には偶然があふれていて、それがこんなふうに育ったり希望になったり、救いになったりすることがあるんだと」と意図を述べている。(取材・文:編集部 石井百合子)

日曜劇場「この世界の片隅に」は、7月15日より毎週21時~TBS系にて放送(初回は25分拡大スペシャル)

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