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吉沢亮、福士蒼汰は戦友!「仮面ライダーフォーゼ」以来の共演を振り返る

大活躍の吉沢亮
大活躍の吉沢亮

 映画『BLEACH』で、福士蒼汰と特撮ドラマ「仮面ライダーフォーゼ」シリーズ以来の再共演を果たした吉沢亮が、自身にとって福士は“戦友”であることを明かした。

福士蒼汰×吉沢亮!フォーゼコンビの『BLEACH』場面写真

 2011年~2012年に放送された「フォーゼ」で共にメインキャストとして活躍した福士と吉沢。今や映画・ドラマに引っ張りだこの人気俳優となった二人が、『BLEACH』では主人公の黒崎一護役(福士)、そのクラスメート・石田雨竜役(吉沢)で共演している。デビューしたばかりの新人時代に1年間の撮影を共にした経験というのは、吉沢にとっても特別なようで、「ライバルとかではなく、戦友というか。彼が頑張っているのを見ると、『負けてらんないな』とも思いますが、『いいな、すごいな』と素直に応援したくなります。すごくいい存在です」としみじみ。

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 およそ6年ぶりの共演となったが、「フォーゼの頃の福士君のままだったので、すごくやりやすかったです。役の関係も(フォーゼと)似ていて、すごく安心しながらやれました。現場で見る前から福士君の一護が想像しやすかったですし、僕も合わせやすかったです」と相性の良さは健在だ。

 福士について「いい意味で本当に変わっていなかった」と語った吉沢だが、自身はこの6年間で俳優業に対する思いに変化があった。キャリア初期は「やめたいとしか思っていなかった」という吉沢は、当時を振り返って「芝居をしている瞬間は楽しいんですが、仕事という意識がなかったんです。いつ辞めてもいいやって思っていた。周りからはすごく派手に見られる仕事ですが、実際はめちゃめちゃ地味だし、すごく疲れるし、何が楽しいのかな、みたいな思いがありました」とその理由を明かす。

 転機となったのは、2013年の初主演舞台「ぶっせん」だった。「初めて主演をやらせていただいて、今まで感じたことのないような悔しい思いをたくさんしたんです。初主演で、主演だけど最年少で、色々うまくいかないことばかりで。そこから仕事をしているという認識が生まれ始めたんだと思います」

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 そんな変化を経た吉沢が『BLEACH』で演じた雨竜というキャラクターは、吉沢いわく「とにかくミステリアスで、何を考えているのか分からない。敵なのか味方なのかもよくわからない存在」。コメディーや、ラブストーリーなど、さまざまなジャンルで万華鏡のような魅力を発揮している吉沢だが、なかでもこうした“内側に何かを秘めたキャラクター”は得意とするところだ。

 「今回は感情の流れをあまり出さずに、とにかく『こいつは何なんだ』と思われるようなミステリアスさを意識しました。基本的には何かを発散する芝居よりも、感情を内に溜め込んでしまう役の方がやりやすいというか、好きです。僕もあまり感情を表に出さず、溜め込んじゃう人間なので。そういう役の方が意外とやりやすかったりします」

 昨年は『銀魂』をはじめ映画5本に出演するなど大活躍だった吉沢だが、忙しい合間のリフレッシュ法は、「マンガやゲームなど、基本的に家でできることばかりやっています。最近はアウトドアな趣味がすごくほしいんですが、なかなかそれが見つからないです」と新たな趣味を模索中のよう。この夏は『BLEACH』に加え、主演ドラマ「GIVER 復讐の贈与者」や、波瑠と共演するドラマ「サバイバル・ウェディング」など出演作が目白押し。さらなる“吉沢亮旋風”が巻き起こりそうだ。(編集部・吉田唯)

映画『BLEACH』は全国公開中

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