村上虹郎、映画『銃』主演は宿命だった

第31回東京国際映画祭

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狂気にかられる主人公を演じた村上虹郎

 現在開催中の第31回東京国際映画祭で日本映画スプラッシュ部門に出品されている映画『』(11月17日公開)の上映Q&Aが1日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、主演の村上虹郎、共演の広瀬アリス武正晴監督、奥山和由プロデューサーが登壇した。

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 芥川賞作家・中村文則のデビュー作を映画化した同作は、大学生・トオルが、偶然手に入れた実銃の魅力に支配されていくさまを描いた衝撃作。トオル役の村上は初舞台「書を捨てよ町へ出よう」(2015)に主演した際、共演者から「虹郎に合う本がある」と勧められて原作を購入したものの、“積ん読”のまま手元に置いていたという。

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 その後、プロデューサーの奥山から連絡を受けたといい、「宿命だな、と思いました」としみじみ。とはいえ、狂気的な役ゆえに「この役がピッタリと言われたら複雑だなぁ」と苦笑いも見せていた。

 奥山にとっては、3年前の同映画祭で村上と初めて会ったことが、キャスティングのきっかけだったといい、「横柄なため口で『奥山さん』と声をかけられたときに、『銃』の主人公がここにいると思った」と回顧。また、武監督が同作に携わることになった経緯も運命的だったことを告白。当初は武監督に「2年先まで(スケジュールが)埋まっている」と言われたものの、「原作(の版権)を取りに行った時も、他で決まっていたけど(自分のもとに)来たから、武さんも、必ず何か飛ぶよと言ったら翌日(撮影予定だった作品が)飛んだ」とぶっちゃけ。その後もう1本、作品が飛んだといい、「ゆっくり仕上げができるようになった」と笑顔で語った。

 また、ヒロイン・ユウコ役の広瀬は、「私の役はこの作品では唯一の天使のような部分と思っていた」と分析すると、「会うたびに虹郎くんが(トオル役に)どんどん飲み込まれている感じがして、その波に飲み込まれてはいけない。彼女も自分の中でモヤモヤして解決できない部分もあるけど、それでも陽の部分をしっかり持とうと意識していました」と振り返る。そんな、それぞれの熱い思いが詰まった本作について武監督は、「銃社会で生きている人がどういう感想を持たれるのか、この東京国際映画祭を出発して、世界に広めていきたい」と思いを込めていた。(取材:錦怜那)

映画『銃』は11月17日より全国公開

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