『ハリポタ』ハリーの声優小野賢章、25年のキャリアを振り返る

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小野賢章 - 写真:高野広美

 映画『ハリー・ポッター』シリーズのハリーの声優で注目を浴び、映画『お前ら全員めんどくさい!』(2月23日公開)で初の映画主演を飾った小野賢章が、ブレイクまでのキャリアを語った。Twitterフォロワー数100万人を数えるほどの人気を誇り、声優・俳優と活躍する彼の今後への思いとは。

小野賢章がプライベートを語る!インタビュー動画

 映画『お前ら全員めんどくさい!』で小野が演じるのは、生真面目な高校教師の国彦。そんな彼が、小宮有紗演じる“コミュ障”の一宮数美をはじめとする個性豊かな女子生徒たちにアプローチされ、振り回されていく。声優としては、17、18歳の男子高校生をやることが多い小野。「教師役は初めて。僕の年齢が29歳なので、そのままやれば大人っぽく見えるんでしょうけど、僕の見た目がこんな感じでガタイがいいわけでもない。気張って演技してもかえって変だし、女生徒に振り回されそうな感じが出ればとコミカルに演じることを意識しました」と語る。

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 実は芸歴25年という大ベテラン。4歳で児童劇団に入り、子役としてテレビドラマ、映画で活躍。12歳で映画『ハリー・ポッター』シリーズの日本語吹き替えで主人公ハリー・ポッターの声をオーディションでつかみ、10年間、ハリーの声を担当した。「仕事としてこれで生きていくと覚悟を決めたのは、18歳。高校卒業の頃でした。でも当時、声優の仕事は『ハリー・ポッター』ぐらい。とても声優だけでは生活していけなかったんです」と振り返る。その後も、舞台や映像の仕事を続ける中で、2012年にアニメ「黒子のバスケ」で黒子テツヤを演じたことから、声優としての目覚ましい活躍をしていくことになる。

 さらに人気アニメの声だけでなく、ハリウッド映画のアフレコも数々担当。近々では映画『スパイダーマン:スパイダーバース』で主人公のマイルス・モラレスの日本語吹き替えを担当するとあって、映画ファンからも期待されている。ラジオ番組「小野賢章のおののみ」(文化放送)で、パーソナリティーを務めるほか、自身で結成したユニット「Team Unsui」での活動もしている。「舞台『テニスの王子様』で出会った仲間たちと一昨年から舞台公演を始めました。目指すは『TEAM NACS』。今年も10月頃に公演を予定しています」と意気込みを見せる。

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映画『お前ら全員めんどくさい!』より (C) 2018 TOBI・COMICメテオ/「お前ら全員めんどくさい!」製作委員会

 そして、こうも続けた。「最近は声の仕事が多いですが、今回久々に映像のお仕事をやれたことで、俳優としての目標も広がりました。最近、宮野真守さんをはじめ、多くの声優たちがメディアに進出して、世の中に広く認知される時代になったと思うんです。僕もこのタイミングに、映像をはじめ、さまざまなメディアに積極的に出ていきたいと思っています」2019年、新しい年は始まったばかり。小野がどんな挑戦を見せてくれるのか、楽しみにしたい。(取材・文:前田かおり)

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