Netflix「ULTRAMAN」円谷プロサウンドが手助け 神山健治&荒牧伸志の挑戦!

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円谷プロの音が革新的アニメーションを「ウルトラマン」らしくする

 特撮「ウルトラマン」に続く物語を描いたNetflixオリジナルアニメシリーズ「ULTRAMAN」。大ヒット漫画のフル3DCGアニメ化に挑んだ神山健治監督と荒牧伸志監督に、本作で試みた映像表現と制作の裏側を聞いた。

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 “ウルトラマンだった男”の息子・早田進次郎をはじめ、さまざまな事情で力を手にした若者たちが、強化スーツを身にまとい、ULTRAMANとして戦う本作。俳優の動きをデジタル化するモーションキャプチャー技術を駆使して、等身大となったヒーローたちのバトルを描き出す。

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 日本における3DCGアニメの第一人者である荒牧監督に対して、神山監督は、モーションキャプチャーによる制作は初体験。従来のアニメ作りとは違う、その利点をこう語る。「絵コンテだけではなかなか表現ができない技や手数を、目の前でアクターさんが上手く盛り込んでくれたり、アクション監督の方がそういう殺陣を考えてくれたりするので、非常にアベレージが高いんです」

 その結果、本作では、従来にはないほど長尺で、動きが止まる瞬間のない、革新的なアクションシーンが実現した。神山監督が「全く止まらないぞと、そこに驚きを見出してもらえれば、そこが今回の映像の価値だと思ってます。アニメじゃないよっていう人もいるかもしれないんですけど、新しい映像が流れているぞみたいなね」と語れば、荒牧監督も「何かこれ、面白いぞと思ってくれれば、それでOKだと思っていますね」と自信をのぞかせる。

 一方で本作では、ウルトラマンならではといえる、光の巨人の戦いが描かれないということにもなる。しかし、円谷プロダクションが培ってきた財産が、本作のウルトラマンらしさを支えた。「円谷プロさんのライブラリーから、オリジナル(特撮)の音を使わせてもらっています。音響の高木さんも、少し若いけどほぼ同世代で、めちゃめちゃ思い入れがあって。元のウルトラマンの音をガンガン入れてくるものだから、ちょっとやりすぎだよって、戻したこともあったくらい」(荒牧監督)

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 「映像をやっている身からすると、音ってずるいなと思うんですけど(笑)。一回鳴るだけで、当時に引き戻されるんです。同じ音が鳴るだけで、一気にタイムスリップするというか、その時の空気感っていうのができてしまう。実は製作スタート時は、まだ使えるかわからない状態でしたけど、円谷プロさんにご尽力をいただきました」(神山監督)

 変身シーンの採用やスーツ内の映像化など、原作コミックにはない要素も盛り込んだ本作。止まらないアクションと、3DCGによるハイクオリティーな映像は、継続的なシリーズ展開も期待させるが、荒牧監督は「それは円谷プロさんに聞いていただいて……」と苦笑。今回の挑戦を「格闘技でいえば、毎日の興行を考えず、次の日は試合ができないかもしれないぐらいのリアルファイトをやったという感じ」と表現した神山監督は「同じことを二回やれと言われても、なかなか難しいくらい。そのぐらいの気持ちで作った作品です」と自負した。(編集部・入倉功一)

Netflixオリジナルアニメシリーズ「ULTRAMAN」は独占配信中

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