藤原竜也を育てた蜷川イズム「これからもずっと感謝」

蜷川実花と初タッグを組んだ藤原(撮影:高野広美)

 藤原竜也の最新映画『Diner ダイナー』。本作でタッグを組んだのは蜷川実花監督だ。先日行われたジャパンプレミアでは「実花さんに誘われて断る理由がなかった」と話していたが、そこには恩師ともいえる故・蜷川幸雄さんへの、今でも変わらぬ熱い思いが見え隠れする。

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 藤原がデビューしたのは1997年の舞台「身毒丸」。オーディションで藤原を見いだし、演出を務めたのが蜷川幸雄さんだ。以来、「ハムレット」や「ロミオとジュリエット」「ムサシ」など数々の舞台でタッグを組み、国内外問わず高い評価を得てきた。

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 そんな幸雄さんの実娘である実花監督。藤原は「やっぱり実花さんと仕事をするというのは縁を感じますね」と語り出すと「昔から(実花さんは)蜷川さんの舞台を観に来てくれていましたし、緊張感という言葉が正しいか分かりませんが、実花さんと仕事をするというのは、演劇と一緒で、何かを犠牲にして集中して入らなければ太刀打ちできないような感じがあります。僕としては一つ気合を入れ直して現場に向かっていました」と特別な経験だったことを明かす。

 実花監督は、過去『さくらん』『ヘルタースケルター』という作品で監督を務めてきたが、本作では脚本にも積極的に加わっている。監督自身も「これまでの人生で父親から教わって経験してきたことがセリフや場面に色濃く出ている部分がある」と話していたが、劇中には蜷川イズムが感じられるようなシーンがちりばめられている。

 「実花さんは昔から顔を合わせていましたが、蜷川(幸雄)さんの影響を感じることはあります。やっぱり蜷川(幸雄)さんの子として育てられてきた人ですし、自分自身も写真や映画で結果を残されている。受け継ぐ才能の確かさはしっかりと感じています」。

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 さらに藤原は「蜷川(幸雄)さんは演劇だけではなく、映画も撮ってきた方ですが、やっぱり演劇界において、だれも超えられないような高い壁を作った人。すごい実績を残した方だなということはあらためて感じました」としみじみ。続けて「(幸雄さんは)僕を見つけて育ててくれた人。これからもずっと感謝していかなければいけない人です」と力強く語っていた。(取材・文:磯部正和)

映画『Diner ダイナー』は7月5日(金)より全国公開

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