川栄李奈、今も続くAKBの絆

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川栄李奈 - 写真:映美

 AKB48を卒業して約4年、主役、脇役にこだわらず、多彩な役に挑戦しながら女優としてのスキルを地道に磨いてきた川栄李奈。6月21日公開のアニメーション映画『きみと、波にのれたら』では、恋する喜びと葛藤を抱えた大学生を“声優”として見事に表現し、新境地を拓いた。快進撃が止まらない川栄だが、ときに折れそうになる彼女の心を支えてくれるのは、今も共にアイドル時代を戦ったAKB48のメンバーだという。

川栄李奈インタビューカット集

 本作は、『夜明け告げるルーのうた』『夜は短し歩けよ乙女』、さらには昨年Netflixで配信がスタートした「DEVILMAN crybaby」など数々の話題作を世に送り出している湯浅政明監督のオリジナルアニメーション最新作。海辺の街を舞台に、事故で命を落とした消防士・港(片寄涼太)と、サーファーの大学生・ひな子(川栄)の生死を超えた奇跡の恋をファンタジックに描く。

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 恋人を突然失い、果てしなく落ち込むヒロイン・ひな子。ところが、そんなひな子を励まし、これからの人生を「生き抜いてほしい」と必死に呼びかけるのが、なんと死んだはずの恋人……。世の常として、一番大切に思っている人の言葉、あるいはその存在は、傷ついた心を癒やし、前を向いて生きていくためのエネルギーを与えてくれる。川栄にとっての人生の救世主、それは両親をおいてほかにないと断言する。

 「わたしの両親は、『これはダメ』『あれはやりなさい』とか、子供を縛るようなことは一切言わなかった。小さいときから、やりたいことを自由にやらせてくれましたね。そのおかげで、自分のやりたいことを自分で判断できるようになったのかなと。救われたというよりも、両親には感謝の気持ちしかない」としみじみ。

 AKB48に入ったのも、その決断力の結果なのだろうか。良いときも、悪いときも、アイドル時代を共に戦ったメンバーは、今でも女優として奮闘する川栄の心の支えになっている。

 「仕事や人間関係などで迷ったり、悩んだりしているときは、やはり友だちですね。特にAKBの同期や先輩、後輩など、仲の良かったメンバーは、辞めたあとも交流があり、いろいろ相談もしますし、救世主にもなってくれる」とニッコリ。「ただ『こういうことがあったんだ』と起こった出来事を話すだけで、心が楽になる」そうで、「今もその絆に支えられている」と笑顔を見せる。

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 その一方で、ひな子は新しい波を見つけて次のステップを踏み出そうとするが、川栄は「わたしは流れに身をまかせるタイプ」と言い切る。「例えば今、ありがたいことに女優のお仕事をたくさんいただいていますが、万が一、何かの理由でお仕事が来なくなっても、ほかに新しいご縁を見つけて、流れのままに生きていけるような気がします」と強い一面も。悩みや相談ごとは解決しても、結局、最後は自分の力で生きていく道を見つけるしかない。肝の据わった考え方もまた、川栄だ。(取材・文:坂田正樹)

映画『きみと、波にのれたら』は全国公開中

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