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吉沢亮主演「半沢直樹」SPドラマ1月放送 凄腕プログラマー役で「完全に倍返し」

「半沢直樹」SPドラマで主演を務める吉沢亮
「半沢直樹」SPドラマで主演を務める吉沢亮

 2021年の大河ドラマ「青天を衝(つ)け」主演決定も話題の吉沢亮が、来年1月3日に放送されるTBSスペシャルドラマ「半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ」(23:15~)で主演を務めることが8日、同局より発表された。本作は、2013年7月クールに放送された「半沢直樹」最終回で子会社に出向を命じられた主人公・半沢の赴任後に起きる事件を描くもの。吉沢は、半沢の子会社と大きくかかわるIT企業の凄腕プログラマーにふんする。吉沢にとってTBSドラマで主演を務めるのは本作が初となり、「半沢直樹のスペシャルドラマなのに半沢が主人公じゃないのかよ(笑)と思っているそこのあなた。完全に倍返しですよ。是非ご期待ください」と意欲を見せている。

【写真】吉沢亮、大河「青天を衝(つ)け」会見

 来年4月期日曜劇場枠(毎週日曜夜9時~)での放送が決定している堺雅人主演「半沢直樹」の第2弾に先駆けて放送される本作。吉沢が演じる主人公のプログラマー・高坂圭(こうさか・けい)は、かつてある事件に関わったことで行き場を失っていたが、その才能を買われ今は新興のIT企業「スパイラル」の社員として働く設定。「スパイラル」は、半沢の赴任先である子会社「東京セントラル証券」が創業以来使用してきた金融セキュリティシステムをリニューアルするため、コンペで声をかけられた企業の一つ。その数百億の売り上げに繋がる、社運を賭けたコンペの水面下で陰謀が動いていた、というストーリーが展開する。

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 吉沢は、昨年8本の映画が公開され、今年は朝ドラ「なつぞら」に出演。現在、声優として参加するアニメーション映画『空の青さを知る人よ』が公開中と、飛ぶ鳥を落とす勢い。社会現象を巻き起こした「半沢直樹」に「7年前の半沢直樹の、敵役を完全に地獄に叩き落とす様を見てドキドキワクワクするという展開。唯一無二の面白さを感じていました」とコメント。

 なお、プロデューサーは吉沢を主演に迎えたSPドラマに「新年早々から『半沢直樹イヤー』の幕開けとして、この作品を皆様にお届けできることを大変うれしく思っています。さらに今後、様々なジャンルの作品で幅広く活躍される吉沢さんと、この作品でご一緒できることを大変光栄に思います。吉沢さんが、スパイラル社の“敏腕プログラマー”として、どのように半沢直樹の世界観で活躍し、吉沢さんらしさをどう表現して下さるのか、今から我々もとてもワクワクしております」と期待を寄せている。

 企画協力に池井戸潤、監修に「半沢直樹」の演出を務めた福澤克雄が名を連ね、演出を、池井戸原作のドラマ「下町ロケット」(2018)に参加した松木彩が担当する。

 前作「半沢直樹」は、池井戸潤の小説「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」に基づき、銀行マンの半沢(堺雅人)が行内で行われていた数々の不正を暴き、痛快な逆転劇を繰り広げるさまが描かれた。半沢の決めゼリフ「倍返し」は2013年の流行語大賞にもなり、最終回は42.2%の視聴率をたたき出した(※視聴率はビデオリサーチ調べ・関東地区)。(編集部・石井百合子)

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