アーロン・クォック「香港四天王」復活への思い

永遠のカッコ良さ!アーロン・クォック
永遠のカッコ良さ!アーロン・クォック

 香港の人気歌手で俳優のアーロン・クォックが、映画『プロジェクト・グーテンベルク 贋札王』で共演した香港を代表する国民的俳優チョウ・ユンファや、香港四天王の復活について語った。

『プロジェクト・グーテンベルク 贋札王』予告編

 『インファナル・アフェア』シリーズの脚本を担当してきたフェリックス・チョンがメガホンをとった本作は、チョウ・ユンファふんする謎めいた男“画家”率いる偽札製造チームにスカウトされた贋作(がんさく)の名人レイ(アーロン)が、犯罪の連鎖に巻き込まれていくさまを描き出すクライムサスペンス。

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 本作でアーロンは、チョウ・ユンファとダブル主演を務めている。「これまで彼とは『モンキー・マジック 孫悟空誕生』などで共演してきたけど、一緒に出るシーンはそれほど多くはなかった。だからこれだけガッツリと組んで、演技で火花を散らせたのは初めてでしたよ」というアーロンは、「チョウ・ユンファさんも僕も撮影前にしっかりと準備をしていくタイプなんですが、今回もレイという役に入りきって撮影に挑みました」と述懐。

 名優チョウ・ユンファとの共演は、アーロンにとっても特別なものがあったという。「僕もチョウ・ユンファさんの映画を観て育ったわけですが、もちろん撮影では、そういう気持ちは全部捨てて。俳優として同じ土俵に立とうと思い、取り組みました」と語るアーロンだが、「でも、仕事を離れると皆さんと同じですよ。やはり彼はスーパースターであり、あこがれの先輩です。映画の中で魅力を発揮するすばらしい役者だと思う。撮影の本番以外ではみんなで写真を撮ったりと、和気あいあいと過ごしていました」と笑顔を見せる。

 監督・脚本を務めたフェリックス・チョンは、1980年代の香港映画黄金期のプロットや雰囲気、考え方などに多大なる影響を受け、本作に反映している。その最たるものが、チョウ・ユンファのトレードマークとも言うべき二丁拳銃のシーンである。

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 「あのシーンは監督がわざと入れているんですよ。もう一回、今の観客にチョウ・ユンファさんのアクションを観てもらいたいと思って、あえて入れた部分はあります。もちろんチョウ・ユンファさんは年を重ねていますが、今でも運動をしていますからね。彼のトレーナーは、僕のトレーナーと一緒の人なんですが、彼がガンアクションのシーンを再現できるようにうまくやってくれたんです」。アーロンはその二丁拳銃のシーンを目の当たりにしたとき「カッコいい!」と痺れたそうだ。

アーロン・クォック

 アーロンといえば、ジャッキー・チュンレオン・ライアンディ・ラウとともに、80年代から90年代にかけて「香港四天王」として一世を風靡した。そんな中、昨年7月に行われたイベントで、アンディ・ラウが「他の三人が望むなら香港四天王を復活したい」と語ったことが話題となった。

 その言葉を受けたアーロンは、「四天王のみんなは、ファンの人たちと一緒にどんどんと成長している。特に歌に関しては歌い方から何からあの時とは全然違っている。今は四天王のみんなそれぞれに、違う家庭があり、仕事がある。それぞれに自分のやりたいことや、理想があるんだと思います」と前置きしつつ、「そういう意味で、これだけ違う道を進んでいる我々だが、何かいいご縁があれば。例えばいい脚本があるとか、いい企画があるとか。そういういいご縁があれば、四天王の復活はやってみたいとは思う。今までずっと四天王を応援してくれたファンの皆さまには感謝しているんで、そんなファンの皆さんのためにも、いい機会があれば一緒にやることはやぶさかではない、という気持ちですね。ただ、仮に新しくなった四天王を見た時に、皆さまからどんな反応があるのか、それは分からないですけどね」と語った。(取材・文:壬生智裕)

映画『プロジェクト・グーテンベルク 贋札王』は2月7日より新宿武蔵野館ほか全国公開

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