『パラサイト』抑え脚本賞受賞 孤独な少女の青春描く『はちどり』予告編公開

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 ベルリン国際映画祭をはじめ国内外の映画祭で50を超える賞を受賞し、韓国で大ヒットを記録している韓国映画『はちどり』(4月25日公開)の予告編が公開。1990年代の韓国に暮らす14歳の孤独なヒロインと、そんな彼女が心を許す塾講師との交流が収められている。

【動画】『はちどり』予告編

 本作は、集合団地で両親、姉、兄と暮らす14歳の少女ウニ(パク・ジフ)の日常を追う青春映画。思春期を迎え、大人の世界への興味も持ち始めていたウニは学校にあまりなじめず、別の学校に通う親友と悪さをしたり、男子生徒や後輩の女の子とデートをしたりして過ごしていた。厳格な父は子供たちに学歴や世間体を求めるばかりで、母と共に朝から晩まで店の切り盛りに追われる日々。自分に無関心な大人たちに囲まれるなか、初めて自分の人生を気にかけてくれる大人に出会う。

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 予告編では、ウニが通う漢文塾の女性教師で憧れの女性・ヨンジが「知っている中で本心まで知っているのは、何人?」と生徒たちに問いかける場面から始まる。学校にもなじめず無気力な日々を過ごしていたウニに声をかけたのが、ヨンジ先生だった。やがてウニは「いつも殴る」兄のことや、これまで明かすことのなかった自分の胸の内を少しずつヨンジ先生に打ち明けるように。現実と折り合いのつかないウニに、ヨンジ先生は「自分を好きになるには時間が必要だわ」「世界は不思議で美しい」と静かに語りかける。

 38歳のキム・ボラ監督の初長編作品となる本作。韓国・青龍映画賞では『パラサイト 半地下の家族』を抑えて最優秀脚本賞に輝き、ベルリン国際映画祭ジェネレーション14plus部門をはじめ50冠以上を獲得(2020年3月現在)。韓国では2019年8月に公開され、単館公開規模ながら公開1か月で観客動員数12万人超、最終的に15万に迫るヒットを記録した。(編集部・石井百合子)

映画『はちどり』は4月25日よりユーロスペース他全国順次公開

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