『ムカデ人間』同時再生祭開催！北村昭博も参戦決定
人間同士を口と肛門でつないだ”ムカデ人間”の誕生を描き、あまりに不謹慎な内容で一大センセーションを巻き起こしたカルトホラー『ムカデ人間』（2009）が、シリーズ3作品のブルーレイセット発売を記念した同時再生祭を、4月28日（火）の21時から開催することが明らかになった。
1作目の『ムカデ人間』は、トム・シックスさんが監督・脚本・製作を手がけ、人間を口と肛門でつないだ“ムカデ人間”の創造にとりつかれたヨーゼフ・ハイター博士が、3人の男女を自宅に監禁し、恐ろしい実験に臨むホラー映画。その狂気のアイデアが全米で話題となり、CNNにまで取り上げられる一大事に。日本でもスマッシュヒットとなり、つながる人数と過激を増した2本の続編が制作された。
今年3月には、公開当時に制作された「ムカデ人間トイレットペーパー」の配布キャンペーンがSNS上で話題となり、Twitter公式アカウントのフォロワー数が、約2,000人から1万5,000人にまで急増。発売中だった限定版ブルーレイボックスは瞬く間に出荷終了となるなど、公開から時を経た今も新たなファンを獲得している。
この反響を受けた発売元は、6月5日から、新価格となった「ムカデ人間 完全連結ブルーレイお買い得セット」の発売を決定。発売にあたり映画館での一挙上映イベントなどが企画されたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から中止となり、ソーシャル・ディスタンスを保ったまま、みんなでつながれる“同時再生祭り”の開催が決定した。
参加希望の視聴者は、当日の決められた時間に、手持ちの『ムカデ人間』1作目のDVD、ブルーレイ、またはVODの再生を一斉に開始。Twitter上でハッシュタグ「#ムカデ同時再生」をつけて自由にツイートするルールとなる。公式アカウントはもちろん、1作目でムカデ人間の先頭となる日本人・カツローを演じた俳優・北村昭博さんも、ロサンゼルスから参加予定となっている。
先日には、ハイター博士を演じたディーター・ラーザーさんの死去が報じられたばかり。ファン同士でつながりを感じながら、ラーザーさんをしのぶ機会になりそうだ。
また今回のブルーレイボックスでは、初回盤の封入特典に代わる新たなグッズ「ムカデ人間ポップアップ付箋」の制作が決定した。本日18時から24時間にわたって、3種類のデザイン案が公式Twitterで披露され、ファン投票を開催。結果を参考に本デザインが決められる。（編集部・入倉功一）
「ムカデ人間 完全連結ブルーレイお買い得セット」は6月5日発売 価格：9,000円（税抜き）
