宮崎駿×吾朗の3DCGアニメ「アーヤと魔女」ビジュアル初公開!
宮崎駿が企画、宮崎吾朗が監督を務める新作長編アニメ「アーヤと魔女」(NHK総合テレビで2020年冬放送)のメインビジュアルと場面写真が初公開された。
原作は、ダイアナ・ウィン・ジョーンズ(『ハウルの動く城』原作者)の同名児童向け小説。自分が魔女の娘とは知らずに育った少女アーヤが、ある日奇妙な家に引き取られ、意地悪な魔女と暮らしていくさまを、スタジオジブリ初の全編3DCGアニメとして描く。本作は、第73回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクションにも選出されている。
メインビジュアルは、マイクを握り力強い表情を浮かべる少女アーヤと、楽器を演奏する魔女たちの姿を捉えたもの。場面写真では、奇妙な家に引き取られたアーヤの生活の一部や、ちょっぴり不気味なキャラクターたちも確認できる。
宮崎吾朗監督は「今、僕たちの国では、大人ばかりが多くて、子どもの数が少ないです。その少ない数で沢山の大人を相手にしなければいけないから、今の子どもたちは大変だろうな。そんなことを考えているときに僕はアーヤに出会いました。そして、『そうか、そうすりゃ良いのか!』と思ったのでした」とコメント。「アーヤが面倒くさい大人たちを相手にどうするか? それはどうか『アーヤと魔女』をご覧になってください。憎たらしいけど、可愛い僕らのアーヤが、子どもたちを勇気づけ、大人たちを元気づけてくれることを、心から願っています」とアニメでのアーヤの活躍に期待を寄せている。(編集部・倉本拓弥)