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役所広司、東京国際映画祭フェスティバル・アンバサダーに就任

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 俳優の役所広司が第33回東京国際映画祭のフェスティバル・アンバサダーに決定し、29日に都内で行われた「第33回東京国際映画祭ラインナップ発表記者会見」に出席。昨年は広瀬アリス、一昨年は松岡茉優が務めた“映画祭の顔”に選ばれた役所は、「なんで俺なんだろう」と苦笑いを浮かべつつも、大役任命に気合を見せていた。

[フォトギャラリー]華やか!昨年の東京国際映画祭レッドカーペット

 同映画祭について「何度も参加させていただいて、素晴らしい賞もいただきましたし、役者として育ててもらった映画祭だと思っています」と感慨をにじませる役所。しかし、フェスティバル・アンバサダーのオファーをもらった際は、「例年は、若くて美しい女優さんがやっているのに、なんで今年は俺なんだろうと躊躇しました」と複雑な心境になったことを告白。一方で、「ちょっとでも映画界の活性化のために役に立つ事があればと、こういう華やかな場所に立たせてもらっています」と話すと、「(コロナ禍の中)形は変わったんでしょうけど、映画を通して、いろんな人に勇気や力を与えるための映画祭ですから、何とか盛り上げていきたいと思います」と意気込んだ。

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 また、「いろんなことが激変したとき、これを乗り越えた時に素晴らしい(映画)作品が生まれてくるものだと思っています」と力を込める役所。昨今は、映画館に行かずとも映画を鑑賞できる便利なコンテンツが増えているが、「映画館に行って、暗闇になる瞬間にドキドキしたり、大きなスクリーンと包まれるような音響……あれはテレビでは体験できないこと。あとは、いい映画を観た時の観客同士の一体感は映画館でしか経験できない」と映画の魅力についても熱く語った。

 この日は「Japan Now」部門で特集する深田晃司監督、アジアのクリエイターたちによるトークイベント「アジア交流ラウンジ」を企画したメンバーの一人でもある是枝裕和監督、東京国際映画祭チェアマンの安藤裕康氏、東京国際映画祭フェスティバル・ディレクターの久松猛朗氏も登壇した。

 第33回東京国際映画祭は10月31日(土)~11月9日(月)、六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほかにて開催。(取材:錦怜那)

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