『恋愛裁判』彼氏役の倉悠貴話題 初の大河ドラマなど快進撃

2020年放送の朝ドラ「おちょやん」のヒロインの弟役などで注目を浴びた俳優・倉悠貴(26)。昨年は6本の映画に出演するなど多忙を極める彼が、現在公開中の映画『恋愛裁判』では齊藤京子演じるアイドルの彼氏役で鮮烈な存在感を発揮し、注目を浴びている。
アイドルグループ・日向坂46の元メンバーである齊藤京子が“恋愛禁止のルール”に苦悩するアイドルを演じる、という設定も話題の『恋愛裁判』。齊藤演じる主人公・山岡真衣がとった選択を巡り深い余韻を残し、SNSではさまざまな感想であふれているが、キャストの中で注目を浴びている一人が真衣が恋に落ちる間山敬役の倉。真衣の中学時代の同級生でもあり、人気アイドルの恋人になったことで予期せぬ試練に見舞われる葛藤を生々しく表現し、職業が「大道芸人」というファンタジックな設定も相まって話題沸騰。「色気があってかっこよかった」「さすが」「目の芝居が秀逸」「好きな俳優さんがまた増えた」「大道芸のシーン、見入ってしまった」など彼の存在感に目を奪われた観客の声が多く寄せらている。
そのドキュメンタリーを観ているかのようなナチュラルな演技は、『淵に立つ』『LOVE LIFE』など海外でも高い評価を受ける深田晃司監督から引き出されたところも大きいようで、1月23日に行われた同作のイベントによると、倉は深田監督から“日常生活で首を動かしながらしゃべることはあまりない”と指摘され、「首を動かさずにしゃべってほしい」とディレクションを受け「無意識を大切に」演じたという。
また、大道芸のシーンについてはパントマイム、ジャグリングの指導のもと4か月ほど練習を重ね、吹替えナシで撮影。ジャグリングしながらスーパーに行くなどプライベートでも役づくりに没頭。共演の齊藤によると、別作品で共演した際には寒かったのか「カイロでジャグリングしていた」そうで、「この作品からジャグリングをしながらセリフを覚えるようになった」「覚えようと覚えようというという感じではなく何かしながらだと入るような気がして実践している」と大きな影響を受けた様子。
なお、主演の齊藤とは撮影当時はまだ演者として距離が縮まっておらず、恋人同士を演じるのに大丈夫なのかと心配した監督が距離を縮める目的で、急遽台本にないシーンをつくったそう。齊藤と倉は『教場 Reunion』(配信中)と後編『教場 Requiem』(2月20日公開)でも警察学校の生徒役で共演している。
ヤンキーを演じた主演映画『OUT』や、稲葉浩志のMV「Chateau Blanc」ではキレのあるアクションを披露した倉。映画『窓辺にて』で組んだ今泉力哉監督のドラマ「冬のなんかさ、春のなんかね」(放送中)に杉咲花演じるヒロインの元カレにふんし、「おちょやん」では姉弟の設定だった二人の再共演が注目を浴びる。また放送中の「豊臣兄弟!」では名軍師・黒田官兵衛に抜擢され大河ドラマ初出演を果たす。(石川友里恵)


