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まんじゅう大帝国、事務所の先輩・爆笑問題との衝撃の初共演を明かす

左から中野聡子、橋本小雪、竹内一希、田中永真、八木順一朗監督
左から中野聡子、橋本小雪、竹内一希、田中永真、八木順一朗監督

 お笑いコンビ・まんじゅう大帝国竹内一希田中永真)が10日、吉祥寺オデヲンで行われた映画『実りゆく』公開記念舞台あいさつに登場し、事務所の先輩である爆笑問題太田光田中裕二)が本作に俳優としてゲスト出演した時の秘話を語った。この日は日本エレキテル連合中野聡子橋本小雪)、八木順一朗監督も登壇した。

「ダメよ~ダメダメ」日本エレキテル連合も登場【写真】

 お笑い芸人になるという夢を追うリンゴ農家の青年と、厳格な父親との絆を描き出した本作は、第3回「未完成映画予告編大賞」で堤幸彦賞を受賞した予告編「実りゆく長野」を長編映画化した青春ドラマ。

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 本作が映画初監督となった八木監督は、芸能事務所タイタンのマネージャー。主演の竹内も「お芝居をやったこともなかったですし、やる気もなかったんですが、監督がマネージャーであることで助かりました。何年もついている方なので、弱音も吐けたし、わからなかったことも何とか形になったので、感謝ですね」と振り返る。田中も「最初お話をいただいた時は、芸人役だと言われて。役名がエーマだし、僕のこのままで当て書きにしてくれたんだなと思ったら、大声を出すような役だった。でも僕は全然大きな声を出さないので、あんなにやりにくかったことはない。しかも監督からは『エーマはそんな感じじゃない』と言われるし。自我がぶっ壊れるかと思いました。でもすごく貴重な経験をさせてもらいました」とボヤいてみせて会場を笑わせた。

 一方、日本エレキテル連合の中野は、大勢集まったカメラを前にし、「これだけカメラに囲まれるのは2015年ぶりでしょうか。すごく久々なので緊張します」と笑顔。一方の橋本は慣れない女優業に戸惑ったようで、「映画はいつもやっているコントとは演技が全然違っていて。どうしてもコントのクセが抜けなくて大変でしたね」と述懐。「女優業はまたやりたい?」という質問にも、「ダメよ~ダメダメ」と一世を風靡(ふうび)したコメントで返し、会場を沸かせた。

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 本作は、主人公の実(竹内)がひょんなことから出演するラジオ番組のパーソナリティー役として、爆笑問題の二人が本人役で出演している。その日のことを「あれが撮影の初日でした。初監督、初主演でブルブル震えていたら、いきなり爆笑さんとやるということで。だから事前に台本をお渡ししていたんですよ」と振り返った竹内。だが、ラジオのブースに入ると田中は「読んでないよ」、太田は「なくした」という返事だったという。「八木監督も頭が真っ白になって、アドリブでお願いしますと言ったんですが、アドリブの爆笑さんに対して、僕は実としてセリフを返さないといけなくて本当にあたふたしていました。普段の爆笑さんと、あわてる僕という自然体の姿が出ていて。さすが爆笑さんだったな」と笑いながら振り返る。

 「僕はタイタンに入社して4年間、田中さんのマネージャーだった」と語る八木監督も、「だからタイタンのトップに演技指導なんかできないなと思って台本を渡したのに、波乱の幕開けでした。でもアドリブにしたことで逆に助けてもらって。今では逆に感謝しかないですね」と続けた。(取材・文:壬生智裕)

映画『実りゆく』は全国公開中

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