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橋本愛、「べらぼう」最終回で瀬川を想う蔦重にしみじみ 小芝風花からヒロイン継ぐ重責吐露

橋本愛
橋本愛

 俳優の橋本愛が14日、都内で行われた都内で行われた大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(NHK)最終回パブリックビューイング後のアフタートークに、主演の横浜流星をはじめ風間俊介中村蒼高橋克実と共に出席。大反響があった小芝風花演じる花魁・瀬川の後を継ぐ形でヒロインを務めた心境を、あらためて語った。

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 大河ドラマ第64作「べらぼう」は、江戸時代中期、貸本屋から身を興して書籍の編集・出版業を開始し、のちに江戸のメディア王として時代の寵児となった蔦屋重三郎(横浜流星)の物語。脚本を大河ドラマ「おんな城主 直虎」やドラマ「大奥」シリーズ(NHK)などの森下佳子が務めた。

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 最終回パブリックビューイング後に登壇した橋本は「感無量の一言です。本当に素敵な作品に携わらせていただけた喜びと、こうやって最終回を皆さんと一緒に迎えるっていう、一生に一度あるかないかの貴重な体験を噛みしめています」とあいさつすると「森下(佳子)先生が、おていさんという魅力的なキャラクターを書いてくださって、自分にとってはギフトをいただいたような感覚です」と胸の内を明かす。

 劇中、夫婦として時間を共に過ごしていた横浜について橋本は「ストイックで誠実で真面目というのはイメージ通りなのですが、一方でものすごくフランクな方」と述べると「結構ファミリーでの撮影のときは『誰々の眉毛がキレイ』とか女子会のようなトークをしているんです」と裏話を披露する。

 さらに橋本は「ちょっと言っていいのか分からないのですが」と前置きしつつ「本番で、段取りでもリハーサルでも聞いたことがないようなイケボで『おていさん』と呼び掛けられることがあったんです。急に言うので笑いが止まらず本当に『いい加減にしてよ』と思ったんです(笑)」と横浜のおちゃめな部分を明かす。

 横浜は映画『HOKUSAI』で阿部寛が蔦重を演じたことに触れ「阿部さんが蔦重を生きていたので、リスペクトが出てしまったのかも」と発言し“おていさん”とイケボを披露。ストイックなイメージで知られる横浜の意外な一面に、会場は大いに盛り上がった。

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 そんな橋本だが、鶴屋喜右衛門役の風間から「(小芝風花演じる)瀬川というヒロインの後を受けて、プレッシャーはなかったのですか?」と問われると「プレッシャーしかなかったです」と苦笑い。続けて橋本は「とんでもなく切ない悲哀を見たあとですからね。美しくて格好良い瀬川さん。私も一視聴者として大好きでした。ただおていさんの役づくりを始めると『何を見せられるんだ』という気持ちもありました」と発言して会場を笑わせていた。

 最終回では、瀬川のその後なのか……と思われるシーンが見られた。橋本は、瀬川らしき人物を見つめる蔦重の表情に「最終回、とてもいい顔をしていましたね」としみじみと語っていた。(磯部正和)

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