成田凌主演×松居大悟監督『くれなずめ』GW公開 朝ドラ&大河出演の俳優がズラリ!

映画『くれなずめ』より
映画『くれなずめ』より - (C)2020「くれなずめ」製作委員会

 先ごろスタートした連続テレビ小説「おちょやん」でヒロインの夫役に決定している成田凌の主演映画『くれなずめ』が2021年GWに公開されることが3日、明らかになった。ドラマ「バイプレイヤーズ」シリーズなどで知られる松居大悟監督が実体験をモチーフした舞台を自ら映画化し、結婚式で久々に集まった高校時代の旧友たちの披露宴から二次会までの狭間を描く。共演に高良健吾若葉竜也浜野謙太藤原季節目次立樹ら。

 本作は、先ごろドラマ「バイプレイヤーズ」の新作放送及び映画化が発表され反響を呼んだ、松居監督が主宰する劇団ゴジゲンの2017年に上演された舞台に基づくストーリー。友人の結婚披露宴で余興をするために5年ぶりに集まった高校時代の帰宅部6人が長い待ち時間を過ごす中、ある出来後が起きるさまを描く。

くれなずめ
(C)2020「くれなずめ」製作委員会

 主人公・吉尾和希役に、今年は同性愛者を演じた『窮鼠はチーズの夢を見る』が話題を呼び、朝ドラ「おちょやん」ではヒロインの結婚相手となる喜劇界のプリンスを演じる成田凌。舞台演出家・藤田欽一役に『夏、至るころ』『あのこは貴族』『おもいで写眞』など新作映画の公開が続き、大河ドラマ「青天を衝(つ)け」で主人公のいとこを演じる高良健吾。欽一の劇団に所属する舞台役者・明石哲也役に、成田と『愛がなんだ』に続く共演となる若葉竜也。今年公開の映画は5本に上り、朝ドラ初出演となる「おちょやん」では助監督を演じる。

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 仲間内の後輩で唯一家庭を持つサラリーマンの曽川拓(ソース)役に、ミュージシャン・俳優としてマルチに活躍する浜野謙太。ディズニー&ピクサー映画『ソウルフル・ワールド』の日本語吹替え版で主人公の声を担当し、2021年度前期のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」も控えている。同じく後輩で会社員の田島大成役に、主演映画『佐々木、イン、マイマイン』が公開中の藤原季節。「青天を衝(つ)け」で大河初出演も決定している。仲間内で唯一地元に残ってネジ工場で働く水島勇作(ネジ)役に、今年7月に公開された映画『アルプススタンドのはしの方』の熱血教師役も記憶に新しい目次立樹。本作の舞台版でも同役を演じた。

 タイトルの「くれなずめ」は、「暮れなずむ」を命令形にした造語。日が暮れそうでなかなか暮れないでいる状態、転じて、前へ進もうとしても障害があってうまく進めないでいる状態を形容している。

 松居監督、成田、高良、若葉、浜野、藤原、目次のコメントは下記の通り。(編集部・石井百合子)

松居大悟監督
 ポケットの奥でクチャクチャになった映画の半券みたいに、意気込みなんて奥の奥にしまってしまった。パリパリになった紙を丁寧に開くと、印字された文字がかすれていて、結局何を見たんだっけと思い出せなくなっている。思い出そうとしても、帰りに食べたラーメンとか、階段で寄り添うカップルが邪魔だったとか、どうでもいいことしか思い出せなくて。だけどこの半券を駅のゴミ箱に捨てなかったということは、当時の自分の中で留めたかった記憶なんだろうなという事実だけが情けなく残っている。そしてその半券はやっぱり捨てられずに、元あったポケットの奥にそっと戻してしまう。なかったことにしようとしてるのではなくて、その過去を大切にとっておきたいのかもしれない。こうして作品を届けられる、という不確かだけど確実な未来が、今はとても嬉しいです。しょうもない友だちに向けて作った物語です。オリジナルにこだわってきたわけではないけれど何よりオリジナルで、そんな汚い字の手紙を、変な役者陣と面白いスタッフによって、ポケットの中に突っ込んだ手ごと抱きしめるような作品になった気がしています。昼と夜の狭間の、形容できない時間が好きで。曖昧にこそ真実が宿ると信じていて。またこんな小さな世界を描いてって言われても、この小さな感覚に救われてきたし、そんな些細なことで世界なんて変えられるんじゃないかと思っています。話が大きくなってしまいましたが、友だちみたいな映画です。コイツに会いに来てください。なんてことない夕暮れの下で、一緒にへらへら笑いましょう。遠慮はいらないぜ!

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成田凌
 暮れなずまない時間、暮れなずんでくれない時間、暮れなずまさない時間。彼らの選択を笑ってやってください。すごいのできました。

高良健吾
 今でもこの現場で過ごした日々はたまらなく愛しくて、大切なものです。クランクアップの日はなにかが溢れ出しそうで、皆んなと目を合わせたくなかったです。この現場が好きでした。現場の皆んなでバカしながら、褌一丁になりながら精一杯やりました。1人でも多くの方々に観てほしいです。

若葉竜也
 松居大悟監督の映画は全て観てますが、一番好きです。自分が出演しているからではなく、観客として、一番好きです。「どうすっか?このあと」そんな映画です。

浜野謙太
 マネージャーから話が来る前に高良くんから電話があって「はまけんさん、映画の台本読みました? めっっちゃ面白いです! マジ楽しみです!」高良くんてホント最高だなと共に、これは成功させるしかないと興奮で始まりました。松居監督の映画はほぼ観ていて、念願叶ってご一緒の現場は彼に翻弄され尽くし、悩み、笑い、泣かされ、あっという間の稽古&撮影期間でした。つまり、きっと良い作品なので観てください。

藤原季節
 映画の撮影がこんなにも楽しかったのは初めてです。また、自分の出演作を観てこんなに楽しめたのも初めてです。こんなに楽しくて良いんだろうか。「ハッキリさせようとすんなよ」

目次立樹
 舞台版から同じ役で続投させていただきました。この作品が小劇場から全国の映画館へと広がるなんて思ってもみませんでした。改めて不思議な魅力に溢れた作品だと実感してます。忘れてはならないのは、この作品は舞台版の役者やスタッフ、お客様の協力なくして生まれていなかったです。深く感謝を申し上げます。最後に両親へ。作業着の似合う男に産んでくれてありがとう(ハートマーク)

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