『銀魂 THE FINAL』声優・山寺宏一、松陽と虚役を語る!当初は不安もあった

映画『銀魂 THE FINAL』より
映画『銀魂 THE FINAL』より - (C) 空知英秋/劇場版銀魂製作委員会

 公開中の映画『銀魂 THE FINAL』で主人公・坂田銀時の師にして最後の敵・吉田松陽と虚(うつろ)を演じた声優の山寺宏一が、オファー当時の心境や、別人格を演じ分ける魅力を語った。

【動画】杉田智和ら「銀魂」声優陣からのメッセージ!

 本作は、週刊少年ジャンプで連載され、シリーズ累計発行部数5,500万部を超える人気漫画「銀魂」(作:空知英秋)を原作にしたアニメーション映画。2006年のテレビアニメ放送開始から約15年、今作ではついに原作漫画のラストをベースにした物語が展開し、銀時をはじめとする万事屋、そしてかつての盟友である高杉晋助、桂小太郎らが、松陽/虚との最後の戦いに身を投じていく。

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銀魂
声優の山寺宏一

 山寺が演じる松陽は、松下村塾で銀時らを教え育てた師。しかし、銀時はかつての攘夷戦争の最中、松陽を斬るのか、高杉と桂を見殺しにするのかという選択を迫られ、松陽を斬る道を選ぶ。そして、銀時、高杉、桂は袂を分かつこととなった。しかしその後、松陽が実は生きており、不老不死の魔人・虚が生み出した別人格だったことが判明。テレビシリーズ終盤、己ごと全宇宙を破壊することを企む虚が、再び集結した銀時ら松下村塾の弟子や仲間たちの前に立ちはだかった。

 テレビシリーズに参加した当時、既に「銀魂」の原作漫画はもちろんアニメも人気を集めていたことから、周囲から大きな反響があったと振り返る山寺。「お話を頂いた時は非常に嬉しくて。当時、僕の出演はあくまでも回想シーンで、銀時・高杉・桂という3人に影響を与えた師匠の役。これは大変だな! と思いましたが、それほど多くは登場しないだろうと考えていたので、そう重く受け止めていなかったんです。それが、まさかこんな展開になるなんて!」と山寺にとっても松陽の設定は予想外だったようで、原作を読み直して勉強したという。

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銀魂
虚 - テレビアニメ「銀魂」シリーズより

 また、銀時らを教え導いた温厚な松陽と、不老不死という苦しみの果てに世界もろとも破滅を目論む虚は、別人格とはいえ性質のかけ離れたキャラクター。「彼岸島X」での1人50役など、多くの兼ね役や演じ分けで知られる山寺に今作での演技について聞くと、ギャグとシリアスのふり幅で言えば、銀時役の杉田智和の方が広いと謙遜しつつも、「人格としてはまず<虚>があって、長い間生きている中で様々なことがあって、そこから<松陽先生>となる人格がある。それって声優としては楽しい作業なんですよ」と明かす。

銀魂
松陽 - テレビアニメ「銀魂」シリーズより

 一方で、「カウボーイビバップ」のスパイク、「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズの加持リョウジ、「攻殻機動隊」シリーズのトグサなど多くの代表作で知られる山寺だが、松陽役のオファーが来た際は、「え、僕でいいんですか?」と不安もあったという。「当時はどちらかと言えば線の太い役が多くて、あんなに線が細くて綺麗なタイプの役というのは僕、しばらく演じていなかったんですよ。『この役、他にもっとぴったりな人がいるんじゃないのかな? 若い人や、声のきれいな人……。本当に僕でいいのかな』って、ずっと心配でした」と意外な心境を告白した。

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 しかし、虚の別人格という設定を知ることで少し安心したといい、2役の演技について「観ている方たちには、虚はそういう成り立ちがあり、そういう想いがあり、その中から突如出てきたそういう人格があるんだな、と納得して頂かなければいけない。ですから本当に役を理解していなければいけないと思いますし、松陽先生も虚も難しいセリフ、哲学的なセリフが多いので、表面的に演じずに、そこをきちんと理解した上で演じるということではないでしょうか」と熱く語った。

 そして、ファンに向けて山寺は、「これが“本当の”ファイナルだと思いますので、虚も松陽も活躍させて頂いております。この最後の、打ち上げ花火のような作品を何度も楽しんで頂きたいと思います。ぜひ見届けてください。そしてこれまでのアニメ『銀魂』は配信やDVDなどでも観られますから、遡ってご覧になっても楽しいと思います。『銀魂』をご存じの方も初めてご覧になる方も、観て頂けるとより楽しめる作品だと思います。どうぞお楽しみに!」とメッセージをおくった。(編集部・小山美咲)

杉田智和、阪口大助、釘宮理恵らが感謝『銀魂 THE FINAL』ありがとう動画 » 動画の詳細
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