カンヌ国際映画祭、開催延期を検討中

カンヌ国際映画祭の会場と映画祭のディレクターであるティエリー・フレモー
カンヌ国際映画祭の会場と映画祭のディレクターであるティエリー・フレモー - Stephane Cardinale - Corbis / Corbis via Getty Images

 カンヌ国際映画祭が、開催時期を例年通り5月にするのか、あるいは夏に延期するのかを今月末までに発表するとVarietyが報じた。同サイトによると、現在は7月5日~25日あたりへの延期が検討されているのだという。

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 同映画祭は、6月下旬の開催を議論していたそうだが、既に6月21日~6月25日まで世界中の広告やコミュニケーション分野の人々が集まるカンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルが開催されることが決定しており、今のところ、カンヌライオンズはその日程を変更する予定がないと明かしている。そして先週、カンヌ国際映画祭に隣接するホテルのオーナーは、7月付近の開催を映画祭の関係者と思われる人物から伝達されたようで、そのホテルのオーナーは「もちろん、5月に映画祭が開催されることを望んでいますが、われわれは7月に映画祭を迎える準備ができてうれしいと言いました。(映画祭の関係者と)合意した日付は7月5日から25日です。ですから、映画祭は7月5日頃、または数日後に始まる可能性があります」とコメントしている。
                                                                        
 ちなみに、同映画祭は8月下旬の開催も検討したようだが、同時期にベネチア国際映画祭があるため、現在その時期は外している。そのため、必然的にカンヌ国際映画祭は7月に延期と見られているようだ。

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 通常ならば7月は観光客の多いシーズンで、ホテルは常に混んでいるそうだが、昨年から新型コロナウイルスの影響で同映画祭の会場付近は経済的に大打撃を受けており、さまざまなイベントがキャンセルされ、クロワゼット大通り周辺のホテルなども数か月にわたり閉鎖していた。

 昨年、同映画祭は通常開催を断念し、部門の区別をせずにオフィシャルセレクション「カンヌ2020」として56作品を発表。日本からは河瀬直美監督の『朝が来る』、深田晃司監督の『本気のしるし 《劇場版》』、宮崎吾朗監督のスタジオジブリ初の全編3DCG作品『アーヤと魔女』の3本が選出されていた。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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